2009年春から、かわいいファッションをきっかけに山登りやキャンプを楽しむ“アウトドア女子”が増えている。話題の「山スカート」にレギンスをはき、化粧もバッチリきめて自然のふところへ出かける新しいアウトドアスタイルだ。一般に「山女子」と聞くと地味なイメージだが、この不況下、登山系ファッション商戦を活気づかせている。ブームを牽引するのはどんな女子なのか。

ファッションが入り口、女性への普及がアウトドア市場を牽引する

 女性のアウトドア人気が高まっている。東京ミッドタウン(東京都港区)の芝生広場では2010年6月5日(土)・6日(日)、アウトドア体験イベント「ランドネ・ピクニック2010~都会の真ん中でアウトドアしよう」を開催。足を運んでみると、思い思いのファッションに身を包んだ若い女性中心の参加者でにぎわっていた。

 イベントを企画したのは、業界初となる女性向けアウトドア雑誌『ランドネ』(フランス語で遠足、トレッキングの意)を2009年6月に創刊した枻(エイ)出版社。誌面のモデルはすべて女性を起用、「ファッションを入り口に、アウトドアの楽しみ方を提案する」(朝比奈耕太編集長)という雑誌で、販売数が5万部を超え、今年6月から月刊になった。

 会場には約15社のアウトドア関連メーカーによる展示即売ブ-スが並び、ワンバーナーを使用するアウトドア料理教室やまき割り体験、「女子キャンプ」のテント設置などのほか、ステージではアウトドアファッションショーやミニライブも行われた。

「フェス(野外フェスティバル)系」ファッションのおふたり(画像クリックで拡大)

頭の飾りは「チャコバンド」。「目立ちたがりの飾りです(笑)」(画像クリックで拡大)

ネコちゃんのネックレスがポイント(たぶん)(画像クリックで拡大)

「全身ファッションから入る(笑)! 山デビューはそろそろ」という方(画像クリックで拡大)

 かわいいテントの展示もある。

「かわいいテント」の展示(画像クリックで拡大)

「メルヘンキャンパー」を名乗るイラストレーター村住彩野さんによるテント展示。「旗があったらかわいいなあと思って旗も全部自分で作りました」(画像クリックで拡大)

「家にあるものをそのまま持っていってこんな感じでキャンプしています。好きなものを大事に使って暮らしたい。それを山にも持っていきたいんです」(メルヘンキャンパー村住彩野さん)(画像クリックで拡大)

 まき割り体験では、男性指導のもと、女子が果敢に挑戦。

「足を肩幅に開いて、体をまっすぐにして、斧をまっすぐに上げて下ろすだけ」(画像クリックで拡大)

「しっかり膝を曲げて、腰を落とす。そうそう、センスいいですよ」(画像クリックで拡大)

 こちらは、ワンバーナーを使って実際にアウトドア料理を作るコーナー。かわいい色のテーブルクロスと一緒だと、ガスが出るバーナーまでかわいく見える。

食器もクロスも全部かわいい。クッカーもバーナーもかわいく見える(画像クリックで拡大)

「外ごはん」の作り方を手ほどきする赤松桂(ニックネーム:ポンジ)さん(画像クリックで拡大)

本日のメニュー4品(画像クリックで拡大)

炊き込みご飯に使うドライ野菜。ほうれんそう、ごぼう、にんじん、ネギ(画像クリックで拡大)

アウトドア料理に初めて挑戦する参加者のみなさん(画像クリックで拡大)

『ランドネ』バックナンバーも販売(画像クリックで拡大)

 そもそも女性はなぜアウトドアの遊びに目を向け始めたのか。