女子会はカフェから居酒屋に、ドライブは女同士の気分転換に変わった!? 今、新しい女のトレンドは、ギャルから生まれる。若者の消費低迷が叫ばれるなか、超ハイテンションで消費が活発なギャルのマインドや行動に、プランニングチーム「DENTSU GAL LABO」が迫る。
なぜ今ギャルなのか?
「ギャル」。それはいつの時代にもいる、超パワフルで、おもろい女の子たち。
最近、ギャル雑誌だけでなく、テレビ番組のゲストとしてギャルがコメントするのを見かけるようになりました。10年前はコメントされる側だったギャルが、コメントする側になっているのはなぜでしょうか?
タレントとして魅力的なギャルが増えたということだと思いますが、その魅力はかつてのようにギャルの危なっかしい面を強調するものではなくなってきています。むしろ彼女たちの、キャラクターがブレない安定感や、ノリの良さ、等身大のコメントなどが重宝されているようです。だから、ギャルの今のポジションは、取材されてツッコミを受ける存在ではなく、意見を求められるコメンテーターなのです。
この連載も単にギャルを研究対象にするのではなく、その発想や行動の中にビジネスのヒントや新しい時代の兆しを見つけようという姿勢で、ギャルの今をみていきたいと思います。
歴史を振り返ると、80年代後半にはサラリーマン化したOL「オヤジギャル」、90年代後半にはケータイ持った高校生「コギャル」、そして2010年の今は「ブログギャル」が現れました。
こうしてみると、ギャルは昔から時代の象徴であり、「ギャル自身がメディア」(広く周囲に情報を発信する媒体)だったことがわかります。そしてブログによってギャルのメディア化がさらに加速し、以前に比べてギャル情報に触れる人数がケタ違いに増えています。
かつては渋谷のカリスマギャル情報が、ギャル雑誌を通じてだんだん伝わるという情報構造でしたが、今ギャル誌には地方の読者モデルもいて、ギャル情報はリアルタイムで全国に伝わります。読者モデルが1人増えるごとに、その同級生や家族など、ギャル誌を読まなかった層も、ギャルブログを見るきっかけができるのです。











