いよいよ、国内版iPadの予約が始まった。ソフトバンクとアップルによる販売で、Wi-Fi版とWi-Fi+3G版の2種類がある。3G付きモデルにするのか、Wi-Fiのみでガマンするのか悩んでいる人も多いだろう。月々のコスト中心に、どちらを選べばよいのかを検証する。

3Gモデルは通常のデータ定額プランに加え、プリペイドプランを用意

 iPadの予約が始まるまで、「どこのキャリアから発売するのか」「特定のキャリアでしか使えないSIMロックはかかるのか」など、ユーザーの間ではさまざまな憶測が飛んだ。結果としては「キャリアはソフトバンクのみ」「SIMロックあり」で発売されることになった。

 iPadはSIMロックがかかっていることにより、携帯電話の3G網に対応した「Wi-Fi+3G版」(以下、3G版)はソフトバンクしか利用できない。NTTドコモや日本通信(b-mobile)など、ソフトバンク以外の携帯電話会社では利用できないことになる。

 iPad本体の価格は、ソフトバンクとアップルでまったく同じだ。5月8日の時点では、ソフトバンク側の発表価格が少し高かったが、5月10日に発表されたアップルの価格に合わせる形でわずかに値下げされた。価格と発売スタイルは以下の表の通りだ。3G版では、一般的な携帯電話やスマートフォンと同様のデータ定額プランと、料金前払いのプリペイドプランの2つのプランが用意されている。

ソフトバンクモバイルのWebサイトより

 データ定額プランは、ソフトバンクの「(iPad専用)データ定額プラン」に加入するタイプだ。価格は16GB版が5万8320円、32GB版が6万7920円、64GB版が7万7280円で、24カ月ローンで買った場合でも金利手数料はかからない。アメリカでの3G版の端末価格と比べると、少し安くなっている。

 データ定額プランには24カ月間続く1500円の「iPad向け月月割」が付くが、2年縛りの制約がある。途中解約すると9975円の解約料がかかるので注意が必要だ。

 プリベイドプランは「(iPad専用)プリペイドプラン(1GB)」が用意される。料金を前払いするプリペイド方式で、データ通信量は1GBが上限で、30日の有効期限も設けられている。端末価格はデータ定額よりも3480~4520円高く、ローンで購入する場合は5.0%から6.7%の金利手数料がかかる。

 プリペイドプランはもう1つあり、2010年7月1日から「(iPad専用)プリペイドプラン(100MB)」が追加される。100MBが上限となっているが、1回のチャージが1510円と少なくて済む。こちらも30日間のみ有効となっている。

 3G回線のないプラン「Wi-Fi」は、ソフトバンク回線は契約せずにWi-Fi版のiPadを買うスタイルだ。端末価格は16GB版が4万8800円、32GB版が5万8800円、64GB版が6万8800円となっている。アメリカでの価格とほぼ同等と考えてよいだろう。ローンで購入する場合は、6.0%から8.5%の金利手数料がかかる。