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 ゴールデンウイーク前に六本木の「日本料理 龍吟」(ミシュラン2つ星)に予約を入れようとしたら、4月25日(日)から4月29日(木)にかけて休みだという。そのあとゴールデンウイーク中は営業するというから、これはいったいどうしたことかと思ったら、ああ、そういうことだったのか。店主がその期間、海外出張だったのだ。しかしてその目的は・・・日本時間の4月27日午前5時半、速報メールで「龍吟」店主、山本征治シェフが、ロンドンに巻き起こる熱狂の渦の中にいることを知った。「2010世界のベストレストラン50」の受賞セレモニーに出席していたのだ。同じく日本から選出された南青山「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」の成澤由浩シェフ共々、世界のトップシェフと肩を並べた記念写真に晴れやかな笑顔で収まっていた。そうだった。昨年もリポートしたが、早いもので今年もそういう季節がやってきた。

「世界のベストレストラン50」のシェフが大集合!(画像クリックで拡大)

日本のトップシェフ2人が世界のベスト3シェフと記念写真! 左から、ヘストン・ブルメンタール(イギリス「ザ・ファット・ダック」)、ルネ・レセッピ(デンマーク「ノーマ」)、成澤由浩(南青山「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」)、フェラン・アドリア(スペイン「エル・ブジ」)、山本征治(六本木「龍吟」)(画像クリックで拡大)

 ということで、英国の飲食専門誌『レストランマガジン』が、「2010世界のベストレストラン50」を発表した。日本勢では、東京・南青山の「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」(24位)が堂々の2年連続ランクイン。さらに六本木の「日本料理 龍吟」(48位)が初登場となった。イタリアのミネラルウォーター・メーカー「サンペレグリノ」が後援する「世界のベストレストラン50」は、2002年にスタートして今年で9年目。世界の有名シェフや評論家、レストランジャーナリストらで構成されるアカデミーメンバー約800人が選ぶ毎年恒例のイベントで、ミシュランの星が輝くのと同じか、あるいはそれ以上に、世界中のシェフたちのあこがれにもなっている。まず、何はさておき、過去全9回の「ベスト3の推移」と、「国別選出数」(昨年比)を見てみることにしよう。