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 気温と天候がなかなか読めないこの季節。防寒目的でアウターを羽織る人もいれば、Tシャツ姿の人も見かける。春夏秋冬の様々なトップスが混在するのとは裏腹にパンツ、シューズなど下半身は秋冬のままという人が多い。そんななか、靴下をコーディネートのポイントにする「オシャレは足元から」ならぬ「足ナカファッション」を取り入れる男性が増えている。

トップスはカッチリにしてデニムのクロップドパンツのカジュアル感があるスタイル。トップスをブラックではなくグレーにしているため軽さが感じられる(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 近年の足ナカファッションといえば、“レギンス男子”でブームとなったレギンスが思い起こされる人も多いだろう。インパクト十分なカラーや柄を最大限に生かすためにショートパンツに合わせるスタイルが主流で、個性が前面に出る難易度の高いアイテム。だが、今回の足ナカアイテムの主役は「靴下」。これまでオシャレアイテムというよりは実用的な「カタい」イメージがあったが、そこが逆に受けている理由だ。

 これまでは「素足にローファー」のように靴下を履かないもしくは靴下を見せないのが定番。「トラディショナルなアイテムをカジュアルダウンする」というトレンドのなかで、カタさを抜くのがその理由だ。しかし、トレンドが「カジュアルなものをドレスアップする」という逆の流れになり、靴下の「カタい」イメージがコーディネートをより引き締めることを期待し、多用されるようになった。

 また、「クロップドパンツ」に代表される“ハンパ丈パンツ”の定番化によるところも大きい。これまで難易度が高いがゆえに一時的なブームで終わっていたハンパ丈だったが、08年のブーム以来、人気が根強い。ただ一見リゾートウェアに思われるぐらいカジュアル感のある丈のため、カッチリ感のある靴下でうまくドレスアップしているというわけだ。