中国生活はITで激変した!
筆者が中国に片足どころか両足をも突っ込んで早10年近くなるが、この期間にITの力によって本当に日本人を取り巻く環境は劇的に改善した。中国に足を突っ込み始めた2000年台前半はUSドルや日本円の現金とトラベラーズチェックを持ってきたが、今やPlusやCirrusなどのマークがつくキャッシュカードと、三井住友銀聯カードの組み合わせでだいたい事が済み、あとはバスを利用したり飲料を購入したりするための小銭を用意すれば「没問題(問題ない。発音はメィウェンティ)」になった。銀聯カードとは、状況に応じてデビットカードになりクレジットカードにもなるカードなのだが、銀聯カード対応の店は、当初はスーパーでばかり使っていたが、最近では小商店や中国ビザ購入やホテルや航空券購入でも銀聯カードが使えるようになった。
ところで中国ではオンラインショッピングが元気で、年々取引総額・市場規模が大きくなっている。こうした中で当然のように、オンラインショッピングサイトでも銀聯カードの支払いに対応するようになったが、悲しいかな、三井住友銀聯カードは非対応だ。どうもこれはオンラインでの決済のときに、デビットカードとしてその場で銀行の口座から引き出すためのように思える。
そのような状況下、三井住友銀聯カードをさらに活用できる嬉しいガジェットが登場した。「Mini Lakala(Lakalaは中国語で拉■拉。■は上と下を合わせた字)」なる銀聯カードリーダーである。これを使うことで、三井住友銀聯カードから電子マネーサービス「支付宝(Alipay)」の中に電子マネーをチャージし、オンラインショッピングの決済をすることができる、すなわち日本のクレジットカードを利用する感覚で中国でオンラインショッピングできるようになる。
ほかにも「Mini Lakala」を導入することにより、航空券や鉄道の切符、されには携帯電話の支払いが自宅でできるようになる(中国では携帯電話は全てプリペイド式だ)。上海などの先進都市ではさらに光熱費も自宅で支払えるようになる。三井住友銀聯カードで支払うのだから、三井住友カードが運営するポイントプログラム「ワールドプレゼント」のポイントも貯まる。貯まったポイントはANAをはじめとした航空会社のマイルに交換できるわけで、かなりオイシイガジェットなわけだ。











