ソフトバンクモバイルが4月27日から料金プランを改定すると発表した。おもな変更点は、基本プラン「ホワイトプラン」の2年縛り化と、パケット定額プラン「月月割」の内容変更だ。新規加入者全員が2年縛りとなるため、解約のタイミングが難しくなる“改悪”といえる内容だ。一見すると分かりにくい変更なので、細かい内容を詳しく見ていきたい。

前代未聞の「基本料金2年縛り」、名称を変えずに内容をこっそり変更

 4月27日からのホワイトプラン改定では、料金や無料通話の条件は変わりない。新たに2年間の継続利用が必須となるのが大きな変更点だ。その代わり、2年後に2カ月間、基本料金の無料期間が付く。名称は「ホワイトプラン」のままで変わらないので、従来までのものを「旧ホワイトプラン」、4月27日以降のものを「新ホワイトプラン」と呼ぶことにする。新ホワイトプランのポイントをまとめてみた。

▼「新ホワイトプラン」の変更点や注意点

・2年単位の継続利用が必須=2年縛りが加わる
・2年以内での途中解約や料金プラン変更は9975円の契約解除料が発生
・25カ月目の「更新月」だけ契約解除料なしで解約できる
・26カ月目と27カ月目の2カ月間はホワイトプランの基本料が無料になる
・申し出がない限り自動継続する。新ホワイトプランから2年縛りを外すことはできない
・既存のホワイトプラン契約者に対しての条件変更はない。4月27日以降に機種変更をしても、従来の旧ホワイトプランを継続できる(新ホワイトプランに変えることも可能)

 最大の変更点は「2年縛りの追加」にある。NTTドコモやauでも2年縛りの制度はあるが、基本料金プランの縛りは存在せず、何らかの割引サービスを付加する際の条件として2年縛りが設けられるのが一般的だ。

 だが、今回の新ホワイトプランは基本料金プランそのものが2年縛りとなるのが大きな違いだ。4月27日以降にソフトバンクの携帯電話を契約する人のほぼすべて(ブループランとオレンジプランを除く)が2年縛りとなり、途中解約には1万円近いペナルティが発生するわけだ。とても残念な変更といえる。

 導入の理由について、ソフトバンクモバイルは「利用者が2100万人を超えている。月々の基本料金980円でソフトバンク同士の通話無料(夜間を除く)やメール無料を引き続き提供するためのコストがふくらんでおり、2年間継続して利用してもらうことが必要だと判断した」とコメントしている。