「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第113回は、USB接続の名刺スキャナー。付属のOCRは文字の認識率も高く、ひたすら名刺を読み込ませるだけでもかなり使える。デジタル住所録の作成にはおすすめだ。

デジタル住所録の作成に便利な名刺専用のスキャナー。USB給電方式なのでACアダプタは必要ない。付属のソフトで名刺内容のデータベース管理ができ、OutlookやExcel形式でエクスポートすることも可能だ。製品情報はこちら
今回買ったもの
USB名刺スキャナー

S80

(YASHICA)

購入価格:9980円


 今回は、情報整理ツールを紹介しよう。名刺専用のスキャナー「S80」は、実売なんと9980円だった。この価格で、名刺専用のスキャナー本体に加え、OCR、データ管理ソフトが付属している。

 つまり、1万円の予算で名刺を読み込んでデータ化できるのだ。仕事で受け取った名刺をデジタルデータにするのは、結構手間がかかる。やれば便利なのは分かっていても、なかなかできない人も少なくないだろう。結論から言うなら、このスキャナーは、価格を考えるととても良くできている。今年の春から、いよいよデジタル住所録にチャレンジしてはいかがだろう?

 S80は、ちょっと大きなメモリーカードリーダーのような形をしている。名刺を読み取るための専用スキャナーなので、味も素っ気もないデザインなのだが、まあ、そんなものだろう。ちなみに、さほど安っぽさも感じない。

 パソコンとの接続は、本体にくっついているUSBケーブルを利用する。また、距離が短い人のために延長ケーブルも用意されているが、これを利用する場合には、パソコン側のUSB端子2カ所に差し込む。つまり、ケーブルが二股になっているわけで、取説によれば、バスパワー駆動による電力不足を解消するためだという。まあ、一般的なノートパソコンで使う場合には、本体に付属のケーブルを使えばいいはずだ。

S80は、携帯電話2~3個分の体積。机の上に置いてもさほど邪魔にはならない(画像クリックで拡大)

本体には長さ30cmほどのUSBケーブルが付属する(画像クリックで拡大)