「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第112回は、ペン型のボイスレコーダー。スパイ気分の隠し録りもいいが、意外とビジネスにも役立ちそう。

軽量20gのペン型ボイスレコーダー。直径11.4mm、長さ149mmのコンパクトなボールペンに、最長7時間の音声を録音できる。20秒ごと、10分ごとの「早送り」「巻き戻し」が行えるリモコンや、充電用のUSBケーブル、録音データを保存するためのAVケーブルも付属。製品情報はこちら
今回買ったもの
デジタル音声録音ボールペン

「存(ZON)VR-P002」

(ベセトジャパン)

購入価格:9800円


 今回購入したのは、「存(ZON)VR-P002」というペン型ボイスレコーダーだ。外見は普通のボールペンにしか見えないのだが、なんと、ICレコーダーを内蔵している。価格は9800円と、研究所の予算内だった。

 まあ、外観から分かるように、スパイ気分で隠し録りをすると楽しそうだ。が、そんなオモチャっぽい使い方だけでなく、仕事などにも役立つだろう。ごく普通の商談や打ち合わせでも、内容を録音したいケースは少なくない。後で「言った、言わない」を検証するという意味だけでなく、メモの不備を補うのにも役立つ。しかし、ビジネスの場では、なかなかおおっぴらにICレコーダーを出しにくいもの。そこで、このボイスレコーダーを胸ポケットにでも挿しておくわけだ。外観的には全くもって普通のボールペンなので、録音中も、まず気づかれることはないだろう。

 届いた製品は、当初の予想どおり怪しさ爆発だった。パッケージに「存 ZON」と書いてあるのだが、ロゴからして意味がよく分からない。中国製かと思いきや、韓国製だった。「ぱっと見は3000円くらいに見えるけれど、実際には300円くらいで買えるゴルフコンペの記念品っぽさ」が、外箱から漂ってくる。まあ、覚悟していたことではあるが。

 とはいえ、外箱の商品解説や取扱説明書はしっかりと日本語化されているので、サポートなどはきちんとしていそうだ。

箱入りの姿からしてチープなVR-P002。まあ、この安物っぽさから、ボイスレコーダーに見えないのもいいかも(画像クリックで拡大)

取説は日本語なのでひと安心(画像クリックで拡大)