※この記事は日経エンタテインメント!(5月号)の記事を転載したものです。購入は こちら

NHK肝いりの新設ドラマ枠で
主演を果たした表情豊かな15歳

あらい・もえ(画像クリックで拡大)
1995年3月3日生まれ。埼玉県出身。4月24日公開の映画『武士道シックスティーン』にも出演。宝物は『激♡恋』で母親役を演じる洞口依子からプレゼントされた篠山紀信撮影の東京ディズニーリゾートの写真集。「毎日ニコニコしながら見てます」

 テレビ局が連ドラ枠を新設するのは、新しい視聴者層の獲得が目的にある。当然、その第1作はキャスティングに力が入るため、フレッシュなスターが生まれることが多い。例えば、フジテレビが07年に始めた土曜23時枠の第1弾となった『ライアーゲーム』では、戸田恵梨香が連ドラ初主演を飾りブレイクを果たしている。

 今春、木曜深夜にドラマ枠を設けるNHK。第1弾の『激♡恋(げきこい)』(4月8日深夜スタート)で連ドラ初主演を務めるのが、オーディションで選ばれた荒井萌だ。原作はNHKでは初のケータイ小説。内気で男嫌いな主人公・海優(みゆ)を演じる。

 「恋愛ドラマは初めてだったので、自分じゃない人として誰かに恋をするのは不思議な気分でした。でも、撮影が全部終わってプロデューサーさんに『ひと回り女優として大きくなった。恋愛のドキドキ感が伝わってきて、演技を見ているのが楽しかったよ』って言われて、うれしかったです」

 4月から高校生になる15歳。小学校4年生のときに母が応募して芸能界入り。ドラマ『新キッズ・ウォー』『愛のうた!』『SCANDAL』などに出演したほか、昨年はグラビアコンテストの「ミスマガジン」で「ミスヤングマガジン賞」を受賞した。豊富なキャリアに裏づけされた演技力を見せる一方で、芸能界の水に染まることなく、新鮮な魅力にあふれている。

激♡恋 木曜24時15分 NHK総合

男嫌いで内気な女子高生に挑戦

みなづき未来による同名のケータイ小説が原作の恋愛ドラマ。浮気をした父親が原因で男嫌いになった女子高生の海優(荒井萌)。彼女に目をつけた、軽いとうわさのサッカー部の先輩・湊(渡部秀)に徐々に引かれるが、2人の間には意外な真実があった…。

 「演技できれいに泣けたり、うまく叫べたりしたときには、カットがかかると、よし来た!って感じで、気持ちいいです(笑)」

 『激♡恋』で演じた内向的な海優は「台本に『…』と書かれていて、セリフではなく表情や目の動きで表現するところが多かった」と言う。これは「たくさんしゃべることでは誰にも負けない」と笑う、いつも元気いっぱいな彼女自身とは対照的な役だ。しかし、荒井萌は素顔が表情豊かな女の子だからこそ、言葉に頼らない感情表現もうまいのだろう。ターゲットとするティーンならずとも『激♡恋』での荒井萌の演技に注目したい。

(文/高倉 文紀・写真/加藤 康・ヘアメイク/豆田瑞紀・スタイリスト/阿井真理)

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