ため息が出るほど美しい総レースのウェディングドレス……

 最初に拝見するのは総レースの可憐なウェディングドレス。おかあさまがお召しになったもとのドレスがこちらです。

おかあさまがお召しになった総レースの可憐なウェディングドレス。このドレスを30代の娘さん用に作り替えます(画像提供:プチレダ)(画像クリックで拡大)

 制作途中のところを恐縮ですがポイントを拝見します。

もとのドレスはこの袖が付いていました(画像クリックで拡大)

娘さん用には「小さなパフスリーブ」をつける予定とのこと(画像クリックで拡大)

もとのドレスはサテン(一番下)とレース(一番上)だけで、間に(デザイナーが手にする)オーガンジーは付いていなかった。オーバースカートとしてオーガンジーを2枚入れる予定だそうです(画像クリックで拡大)

丈を出すためにベース(サテン)のスカートのすそ上げを下ろし、折りスジを消してぎりぎりまで利用。「それでもお嬢さまには丈がまだ短いので、オーガンジーを足したんです」(和田デザイナー)(画像クリックで拡大)

フリフリに対抗する(?)“引きずる用トレーン”

 そして引きずる用の「トレーン」を装着すると、一気に花嫁さんの衣装らしくなる。

ウエストから、張りのあるポリエステルオーガンジーの「トレーン」を付ける。トレーンも2枚にする予定だそうです(画像クリックで拡大)

ウエストには花飾りのコサージュもあしらう。コサージュは取り外しができる(画像クリックで拡大)

引きずる用の「トレーン」が、女子にとって“夢のウェディングドレス”のコアイメージかもしれない(画像クリックで拡大)

 今のウェディングドレスは「フリルが2重3重になったフリフリのお姫さまドレス」が人気らしい。まあ、後にも先にも結婚式しか着られない。原則、一生に一度の特権的ドレスだ。だが母親のストンとした平面的なドレスを「フリフリ」に改造するのはどだいムリ。そこでフリフリに対抗するのが、長大な「引きずる用トレーン」である。トレーンは、母のドレスの丈が短いのをカバーしつつ、ドレスを現代風に見せ、なお花嫁さんの姿をドラマチックに仕上げる。

 「教会ではうしろ姿がすごく目立つので、ドレスにボリュームがない場合はトレーンをバーンと大きく出します。トレーンが“花嫁さんのうしろのお顔”になるんですよ」(プチレダBridal事業部 河井一重さん)

 とはいえ、おとぎ話の衣装のようなトレーンは挙式後のパーティーでは大げさだし邪魔。そこでトレーンを取り外してこのようにストールとして使う。

「夜はストールとして使っていただくように、トレーンを取り外せるように作っています」(和田デザイナー)(画像クリックで拡大)

 次にお色直し用ドレスの母娘リフォーム例を拝見します。