肩を露出する「ビスチェタイプに変えたい!」娘が8割

 改造は大胆だ。「エリも袖もとって、肩ヒモもないビスチェタイプに変える方が8割。ストンとしたシルエットは材料を足してボリュームを出す。だから原形をとどめてないんです」(阿部代表)。もちろん、サイズ直しだけをして、デザインはどこも変えずに着る娘さんもいる。

 「ビスチェ」タイプの例がこちら。胸元のラインは水平だったりハート型だったり波型(写真)だったりと数パターンあるが、肩ヒモがなく、肩をつるんと全部露出するのが特徴だ。

「ビスチェ」タイプの例。最近のウェディングドレスはスカートをこのようにくちゃくちゃさせてヒダ(?)を寄せるのがはやりだそう(画像クリックで拡大)

プチレダで受注するウェディングドレスは、フルオーダーもリフォームも2007年頃からビスチェ人気が続いている。なぜビスチェタイプが人気なのか。ウェディングドレスに関するアンケート(2009年8月調査)が参考になる。すなわち花嫁さんが体型をカバーしたい部位の一つが「二の腕」。“ぽっちゃり”が気になる……。ココが重要で、「隠したいのになぜ出すか」というと、「二の腕は下手に隠すと余計大きく見える。出したほうが目立たない。肩ヒモがあると(ヒモとの)対比で余計太く見えたりするそうです」(クチコミ情報)とある。なるほど。「デコルテがキレイだから出したい」という本来の自然派に混じり、「隠したいけど出したほうが目立たない」の錯覚ワザで難を乗り切る技巧派がビスチェ需要を押し上げているのだ。

 それではウェディングドレスの“母娘ライン”改造ポイントを確認しよう。