今までの”自称”シニア向けケータイはちっともシニア向けではなかった

 中国でも携帯電話は多くの老若男女が持つガジェットだ。特に都市部での普及率は100%に近いと感じる。山寨機が出るほど、誰でもその気になれば作れてしまう中国の携帯電話。だからこそ無数の携帯電話が有名無名のメーカーから出ているが、シニア向けのシンプルな携帯電話は数えるほどしかリリースされていない。しかもそれぞれが「それって本当に使うシニアのことを考えているの?」と思ってしまうものばかり。中国人は多機能でハイコストパフォーマンスな製品が大好きなせいで、あれもこれもと機能を詰め込みすぎて、どれもコンセプトに合わない製品になってしまっているのだ。

携帯電話は無数に売られど、機能を絞った携帯は売られていない(画像クリックで拡大)

百度で「老年」と検索すると「老年人手机(シニアケータイ)」が出てくる。たくさん情報はあるのだが。。。(画像クリックで拡大)

「シニア向け」を訴える製品だが、さほどシニア向けになっていない携帯電話ばかり(画像クリックで拡大)

 結局、シニア向けと言っても革新的な製品はなく、とはいえIT音痴な中高年もケータイを持っているのが都市部の常識でありTPOであるので、ノキアやモトローラの一番安価でシンプルでついでに頑丈な白黒液晶モデルを購入する人は多い。

長年根強い人気のノキアの「1200」(画像クリックで拡大)

モトローラのC119(画像クリックで拡大)