都市部を中心に、急速に提供エリアを拡大させている「モバイルWiMAX」。国内の運営母体となっているUQコミュニケーションズによると、2010年3月現在、モバイルWiMAXのサービスを提供しているのは、全国47都道府県417市区町村に上るとのことだ。携帯電話網を利用するFOMAハイスピードやイー・モバイルと比べると、利用できるエリアはまだまだ広いとは言えないが、今後が楽しみな勢いで拡大している。
なぜ、筆者がWiMAXに期待を寄せるのか? 実は大きなワケがある。
先だって本コラムで取り上げたように、基地局が増えたことで、WiMAXの本サービス開始前後と比べて、都内においてはかなり安定して利用できるようになった。検証時の実効速度を見ても、速いときは下りが12Mbps台にまで達していた。FTTH回線には及ばないまでも、ADSL回線との比較なら見劣りしないレベルになったと言えそうだ。
また、UQコミュニケーションズがWiMAX/WiMAX小電力レピータの包括免許を取得したことにより、電波の届きにくかった建物内でもWiMAXを利用できる環境が整っていく見込みだ。筆者は現在、事務所のFTTH回線、自宅のADSL、さらに外出用の公衆無線LANサービスなど、計5つの通信サービスを利用しているのだが、自宅でも屋外でもWiMAXを利用できるようになれば、インターネット接続を一本化でき、大幅な経費節減になるのでは……と、考えているのだ。











