ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はカシオ計算機のG-SHOCK風デジカメ「EX-G1」を試用した。耐衝撃、防水性能などをうたうアウトドア系。従来のデジカメにはないデザインの製品を釣り好きの戸田氏がアウトドアで試した。その実力とは?

 もはや、コンパクトデジカメ市場は、ほぼ熟成したと言っても過言ではないだろう。機能性能が満足点に近づき、売れ行きも頭打ちになってきた。これは、あらゆる製品の宿命であるが、メーカーとしては、だからといってあきらめるわけにはいかない。そこで、いろいろな付加価値を持つ機種が登場し始めている。

 その中でも目立つのがアウトドア系のデジカメだ。防水や防塵機能を目玉にしたスポーツモデルが各社から登場している。

 今回は、「EX-G1」(カシオ)を借用してみた。耐衝撃、防水、防塵をうたうモデルで、そこはカシオだけに、G-SHOCK等の流れを汲むかのようなデザインが印象的だ。

 僕は、某釣り専門誌に連載を持っているほどの釣り好きだ。月に何度かの釣行に持ち出して、スナップを撮影できるカメラの候補として、期待は大きい。

 パッケージを開けて驚いたのが、非常に心をくすぐられるデザインと質感であること。アウトドアカメラなのに非常に薄く、スタイリッシュなのだ。103.5×64.2×19.9mmと、特にスリムさはなかなかのものだ。また、電池込みで154グラムと軽さもほどよい。これなら、アウトドアでもポケットに入れて、余裕で持ち歩けるだろう。ヘビーなイメージも心地よく、安っぽさも皆無で、手にした瞬間に欲しくなってしまった。

EX-G1は、見た目には大きく感じるものの、実物は非常にスリムだ(画像クリックで拡大)

液晶モニターは2.5型で、さほど大きくはない。直射日光下で使う可能性のあるモデルとしては、やや暗い(画像クリックで拡大)