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 まだ冬の寒さを感じる日も多いが、ストリートでは春を待ちきれない先端層が、買いたてのアイテムで先取りコーディネートを披露している。特に春夏シーズンの一大トレンドと予想されている“ロマンティックスタイル”の台頭が著しく、新しい原宿スタイルの一翼を担いそうだ。

ニットの下にシャツをインした正統派コーディネート。羽織ったコートも、なんとなく80’sぽく見えるのはインナーのパステルカラーの仕業か!?(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 ロマンティックスタイルと言えば、ラベンダーやベビーピンクなどのパステルカラーだろう。淡く優しい雰囲気を醸し出す色だが、80’sポップの影響が強いためか、ファンシーなイメージもある。合わせづらいと思われることも多い。

 このクセのある色をあえて全体的に用いるのが、ロマンティックスタイルの「肝」。なかでも最も人気のある色は、ベビーピンク。うっすらとした桜のようなカラーで、名前の通り赤ちゃんを想像させる。初心者にも扱いやすい色のため、主役として持ってくることはもちろん、差し色としても使える。特にウールやコットンなど天然素材との組み合わせは、ふわっとしてぼやけた輪郭が“不思議感”を演出。ロマンティックスタイルの必須コンビとなっている。

 そもそもロマンティックスタイルの原点は、東京・高円寺の人気古着ショップ「Spank!」に通う“スパンクガール”と呼ばれるスタイルだろう。パステルや蛍光カラー、星柄などセレクトされているアイテムは同店のテーマである「80’sポップなディスコ」からインスピレーションされたものが多く、ロマンティックスタイルとの共通点が多い。一つのムーブメントとなっているスパンクガールをより取り入れやすいスタイルにしたものがロマンティックスタイルといえる。

ミントっぽい色のシャツにベビーピンクのニット、ラベンダー色のスカート。淡い色目同士は意外に合う(画像クリックで拡大)

織りやディテールで遊ぶのも特徴(画像クリックで拡大)