高機能なGPS機能を内蔵したコンパクトデジカメ。撮像素子には、有効1210万画素の1/2.33型CCDを搭載する。画像処理エンジンは、ヴィーナスエンジンHD IIだ。光学12倍ズームのライカ DC VARIO-ELMARレンズは、35mm判換算で25mm〜300mm相当までカバーする。開放絞り値は、F3.3(W)〜F4.9(T)。液晶モニターは、3.0型46万ドットの広視野角TFT液晶を搭載する。

 撮影は、8つのシーンを自動で認識してくれる「おまかせiAモード」が便利だ。同様の機能が動画にもあり、「おまかせiA動画」に設定すれば、5つのシーンが自動認識される。また、高倍率ズーム機にもかかわらず起動が速いので、シャッターチャンスを逃さない。

 注目の機能であるGPSは、非常に高性能。GPS設定をONにしておくだけで、国や地域、現地時刻も自動設定してくれる上、ランドマーク情報も表示される。実際に横浜の「港の見える丘公園」で使ってみたが、GPS情報を受信するとカタカナで「ミナトノミエルオカコウエン」と表示された。旅行などに最適の一台と言えるだろう。

 画質は、高倍率のコンパクトデジカメにもかかわらず、非常にシャープでコントラストも高め。超解像度HRを使用すれば、さらにくっきりと被写体を撮影できる。色は、見た目に近い印象を受けた。ISO感度に関しては、ISO800までは十分常用が可能だ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、LUMIX DMC-TZ10の実力をじっくり見定めてほしい。

パナソニック
LUMIX DMC-TZ10
実売価格:4万円前後
発売予定日:2010年3月5日
有効画素数 約1210万画素
光学ズーム 12倍
記録メディア SDカード(SDHC、SDXC対応)
液晶 3.0型広視野角TFTカラー液晶(46万ドット)
最高ISO感度 6400
●撮像素子:1/2.33型CCD●最大記録画素数:4000×3000●レンズ焦点距離(35mm判換算):25〜300mm●開放絞り値:F3.3〜F4.9●最短撮影距離:3cm●連写:最大10コマ/秒●動画:1280×720(30fps)●内蔵メモリー:約15MB●バッテリー:専用充電池(DMW-BCG10)●サイズ:幅10.33×奥行き3.26×高さ5.96cm●重さ:196g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F3.8●シャッター速度:1/125秒●ISO感度:80●焦点距離:8.5mm(35mm判換算:約52.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F4.9●シャッター速度:1/125秒●ISO感度:160●焦点距離:49.2mm(35mm判換算:約300.0mm)(画像クリックで拡大)