中古ショップの買い取り制度を利用すれば、不要になったデジタル機器を手早く現金化できる。できるだけ高く売るために覚えておきたいポイントとは?(画像クリックで拡大)

 長引く不況を背景に、中古品の買い取りが活気を帯びている。手持ちのパソコンやデジカメなどのデジタル家電を手軽かつ迅速に現金化できる手段として、買い替えのタイミングで利用する人が増えている。

 そこで気になるのは、買い取り査定が落ちてしまうポイントと、高く買い取ってくれるアイテムが何なのかだろう。査定額を少しでも高くするにはどうすればよいのか、意外に高額で買い取ってくれるアイテムの傾向などを、秋葉原の専門ショップの担当者に聞いてみた。

iPodや中古ケータイなどの売れ筋商品ほど買い取り価格が高い!

 中古品の販売と買い取りで知られるじゃんぱら 秋葉原4号店の北風大輔氏いわく、「誰でも知ってる人気商品ほど高値で買い取らせてもらう」と語る。入荷して早々に売れることが期待できる商品は、より高額な査定が付きやすいという。話題性の高い新製品や品薄で入手の難しい商品はもちろん、生産終了により希少価値の出てきたレア物も査定額は高くなる。

 商品ジャンルでは、iPodを代表とする携帯音楽プレーヤー、iPhoneを含む中古ケータイ、ソニーのVAIOシリーズをはじめとした人気メーカーのノートPCなどが安定して高値が付きやすいという。

 携帯音楽プレーヤーの代名詞となったiPodは、全般的に買い取り相場が高い。特に、タッチパネル式液晶を搭載した「iPod touch」や、薄型ボディー+大型液晶の定番モデル「iPod nano」は人気が高いので、買い取り価格も比較的高めに設定されている。

 iPod touchは、新品で2万6000円前後で販売されている現行モデル「MC008J/A」が、じゃんぱらでは買い取り上限金額が2万円に設定されていた。型落ちの初代モデル「MA627J/A」でさえ、上限金額は1万2500円と高めだ。

 iPod nanoは、かなり古めの第2世代モデルですら、上限4500円の買い取りだったのには驚かされた。iPodシリーズは世代を問わず需要が高いため、たとえ旧モデルであっても買い取り相場が下がりにくいという。

携帯電話も中古の主力商品の1つ。特に、iPhoneは買い取り価格が高くなる(画像クリックで拡大)

 中古市場が盛り上がる携帯電話も、高額査定の付きやすいジャンルの1つだ。NTTドコモの「SH-01B」「P-01B」や、ソフトバンクモバイルの「933SH」など、最新モデルは特に買い取り価格が高い。

 なかでも、販売数量が限られている限定モデルは高値の傾向が強い。2009年の発売直後に即完売したエヴァンゲリオン携帯「SH-06A NERV」や、チョコレートケータイ「SH-04B」などのプレミア的なモデルは、特に査定評価が高くなる。SH-04Bについては、買い取り価格が5万6000円という破格値だ。