ソフトバンクモバイルが今後注力するという、無線LAN接続によるデータ通信の高速化を実現する「ケータイWi-Fi」。その普及を占ううえで重要な要素の1つがケータイWi-Fi上で楽しめるコンテンツだ。ケータイWi-Fiから利用できる「ケータイWi-Fiチャンネル」の取り組みと今後について、担当者に聞いてみた。

無線LANの普及において重要な要素となるケータイWi-Fiチャンネル

 「ケータイWi-Fi」とは、携帯電話で自宅や外出先の無線LANスポットに接続し高速データ通信が利用できるソフトバンクモバイルの新サービス。利用可能なエリアは限られるものの、携帯電話網を使うより高速(最大54Mbps)なデータ通信が利用できる。また携帯電話網に負荷がかからないので通信容量も増え、最大100MBのファイル容量が扱えるようになる。

 携帯電話による無線LAN接続サービス自体は、すでに他のキャリアも提供している。だが、他社の場合、対応する機種数が少なかったり、利用できるブロードバンド回線に制約があったりするなど、位置付けはあまり高くない。一方、ソフトバンクモバイルはケータイWi-Fiに注力する方針で、冬春モデルでも高機能モデルのうち5機種に無線LAN機能を搭載。積極的な対応を進めている。

 ケータイWi-Fiを利用することで、Yahoo!ケータイやフルブラウザなど既存のネットサービスをより高速で快適に閲覧できるようになる。だがソフトバンクモバイルはさらに、ケータイWi-Fi接続時に利用できる「ケータイWi-Fiチャンネル」を用意。無線LAN接続時に楽しめるコンテンツを多く揃えた。これが他社と大きく異なるポイントである。

 ケータイWi-Fiは以前にも触れた通り、料金面、インフラ面など多くの面でいくつかの課題を抱えている。そうしたマイナス面を払拭する上でもコンテンツの充実は重要だ。

 そこでケータイWi-Fiチャンネルの企画を担当しているマーケティング本部 サービスコンテンツマーケティング統括部 サービスマーケティング部 サービス企画課の田中寿利氏に、その取り組みと今後について聞いた。

ケータイWi-Fi対応端末には、ケータイWi-Fiチャンネルにアクセスするためのメニューが用意されている(画像クリックで拡大)