世界最小の光学10倍ズーム機。撮像素子には、1000万画素の1/2型 スーパーCCDハニカムEXRを搭載し、1つのセンサーで広いダイナミックレンジ、高解像度、低ノイズ+高感度を実現している。最高感度はISO1万2800だ。レンズは、光学10倍のフジノン光学式。35mm判換算で約27.0mm〜270.0mm相当をカバーし、開放F値はF3.3〜F5.6となっている。

 本機注目の機能は、「人物」「夜景&人物」といった6つのシーンを自動認識し、明るさに応じて3つの撮影モードを自動設定するEXRオートだ。各モード(高解像度優先、ダイナミックレンジ優先、高感度低ノイズ優先)は自分で設定することもでき、オリジナルな写真表現を可能にしている。新搭載された「フィルムシミュレーション機能」「ぼかしコントロール機能」「連写重ね撮り機能」も、さらに表現の幅を広げてくれるだろう。

 発色はやや鮮やかで、高感度でもシャープな仕上がり。ダイナミックレンジも、明暗差に強い印象を受けた。ISO感度は、ISO800くらいまでなら常用できる。被写体や撮影条件によっては、ISO1600以上の撮影もできそうだ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、FinePix F70EXRの実力をじっくり見定めてほしい。

富士フイルム
FinePix F70EXR
実売価格:2万5000円前後
発売日:2009年11月14日
有効画素数 約1000万画素
光学ズーム 10倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)
液晶 2.7型TFTカラー液晶(約23万ドット)
最高ISO感度 1万2800
●撮像素子:1/2型 スーパーCCDハニカムEXR●最大記録画素数:3616×2712●レンズ焦点距離(35mm判換算):27〜270mm●開放絞り値:F3.3〜F5.6●最短撮影距離:約5cm●動画:640×480(30fps)●内蔵メモリー:約47MB●バッテリー:専用充電池(NP-50)●サイズ:幅9.93×奥行き2.27×高さ5.89cm●重さ:180g(本体のみ)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F5.5●シャッター速度:1/140秒●ISO感度:400●焦点距離:37.8mm(35mm判換算:約204.1mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F4.9●シャッター速度:1/300秒●ISO感度:400●焦点距離:10.1mm(35mm判換算:約54.5mm)(画像クリックで拡大)