国民年金および厚生年金保険の現役被保険者に、保険料納付実績や年金見込額などを誕生月に通知する「ねんきん定期便」(以下「定期便」という)。読者のみなさんのところにも届いただろうか。

 老齢年金の受給はまだ当分先、という人も、自分の年金記録が正しく管理されているかどうか、必ずチェックしよう。保険料が未納とされている期間が長いと、事故などで障害を負ったときの障害年金や、家族を遺して亡くなったときの遺族年金がもらえなくなってしまうこともあるからだ。そして、記録に「もれ」や「誤り」があったら、回答票に追加や修正をする内容を書き込み、同封の返信用封筒で送付しよう。水色の回答票が入っていたら、もれや誤りがなくても必ず回答すること。

 全国の社会保険事務所や年金相談センターでは「ねんきん定期便・特別便相談窓口」を設置しているので、回答票の書き方がわからなければ相談窓口で聞きながら書いて、そのまま提出してもよい。

 ここでは、その相談窓口に寄せられた事例を紹介するので、同じような状況が当てはまらないか各々確認してほしい。

 ※昨年の「特別便」の回答で記録訂正を依頼したのに、その内容が反映されていない人もいる。それは、調査結果が出ていないためだ。「特別便」で訂正を申し出ている期間や、第三者委員会へ申立てをしている期間については、改めて回答票に記入する必要はない。しかし、心配な人は、「ねんきん定期便専用ダイヤル」(6頁参照)へ電話をするか、社会保険事務所等へ相談に行くと、現在の状況が確認できる。