居酒屋チェーンのワタミがファミリーレストラン事業に参入したと聞いた。10月末には「すかいらーく」の最後の1店が閉店するなど“ファミレス逆風”の時代。ワタミの新業態は昨今主流の低価格路線ではなく、あえてやや高めの価格設定で勝負しているという。さっそくランチを食べにいってみた。
店名は「ごちそう厨房 饗の屋(きょうのや)」。1号店である南蒲田店は京急蒲田駅から徒歩5分の第一京浜沿いにオープンした。1階はコンビニ、2階がレストランになっている。訪れたのは平日の12時半ごろ。外階段を上がって店へ向かうと、入り口付近に人が並んでいる。周辺のオフィスで働く人たちのランチタイムに重なり、4組も待っていた。
待っている間、置いてあるグランドメニューを手に取ると「今日は、ごちそうを食べよう」と大きく書いてある。肉料理のページはしゃぶしゃぶ、霜降り牛のステーキ、もち豚のとんかつ、ちゃんこ鍋。海鮮のページには寿司、刺身、うなぎ、天ぷらなどが並ぶ。そして、洋食のページには特大海老フライ、ハンバーグ、ビーフシチューなど。かつての百貨店の大食堂を彷彿とさせるような、懐かしいごちそうのオンパレードだ。価格は1500円以上が目立ち、高いものでは「特大海老フライ」2814円、「霜降り牛の石焼ステーキ膳」3129円もある。写真で見る限り、ボリュームたっぷりで、例えば「冬至御膳」(1869円)はカキフライ、寒ブリの刺身、もち豚陶板焼、茶碗蒸しなどがずらりと並び、まるで旅館の夕食のような品数の多さ。メニューを見ているだけでも楽しくなってくる。











