今年もやります、ミシュランガイド「昇格・降格」店リスト!

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 【感涙】ミシュランガイド東京2009(2)消えた星の数だけドラマがあった

 昨年、「星を失った店」は、18店(内、閉店4店)。

 今年、「星を失った店」は、20店(内、閉店2店)。

 その一方で、初登場を含む「星を増やした店」は、54店(内、新規43店)。

 星を増やした店のなかには、「復活」が2店あります。

 ではまず「昇格・降格」リストの前に、全体を俯瞰すべく、「料理カテゴリー別」の「掲載店数の増減」をチェックしてみましょう。初年度2008年版から最新2010年版までの3年分の比較一覧です。こつこつ数えてみました。

■料理カテゴリー別・掲載店の増減(2008~2010)
2008 2009 2010 昨年比
<ガイドブック全体> 150 173 197 +24
和食 52 60 63 +3
居酒屋 (初登場) 0 0 1 +1
うなぎ 1 2 4 +2
串揚げ (初登場) 0 0 1 +1
精進料理(初登場) 0 0 2 +2
新日本料理 4 3 4 +1
すきやき 0 1 2 +1
寿司 15 21 22 +1
そば 3 4 6 +2
鉄板焼 5 5 2 -3
天ぷら 5 10 15 +5
ふぐ 4 5 6 +1
焼き鳥 (初登場) 0 0 4 +4
イタリア料理 2 3 2 -1
現代風イタリア料理 6 5 6 +1
ステーキハウス 2 2 2 ±0
現代風スペイン料理 2 2 2 ±0
中華料理 5 7 10 +3
フュージョン 0 2 2 ±0
フランス料理 24 19 23 +4
現代風フランス料理 20 22 18 -4

 ミシュランガイド東京初上陸の2008年版と比較すると、最新2010年版は掲載店が47店増えています。巷では「和食がやけに増えたよねー」という声をよく聞きますが、上記の数字をもとに「和食」がミシュランガイド全体に占める割合を計算してみると、意外や意外、初年度と2年目が奇しくも共に34.6%だったところが、最新2010年版では31.9%と、世間の印象とは逆に2.7ポイント減らしていることが判明したのです。何ごとも印象で語ってはいけませんね。また、「ミシュランはフレンチの伝道師か」と言われるほど「フレンチ」を好んでいるという印象もありましたが、これもやはり、初年度29.3%、2年目23.6%、今年20.8%と、年々パーセントが減っています。また、イタリアンやスペイン料理は3年間、掲載店数がほとんど変わっていないので、それはつまり全体のなかでの比率が落ちていることを表しています。日本勢では「鉄板焼」が今年激減していますが、これは、調査員全員(現在7人)が日本人になった影響かもしれません。逆に着実にウェイトを増やしているのが、「うなぎ」「天ぷら」「中華料理」であることがわかります。

 さあ、それではいよいよ、「昇格・降格」リストです。

 ではまず、「消えた星」のリストから…