“文具王”の異名を持ち、文具メーカーでユニークな商品を生み出し続ける高畑正幸氏が、最新文具の奥深~い世界をナビゲートする。

 ノックすれば、芯が出る。あたりまえのように使っているが、シャープペンシルというのは、よくできた製品だと思う。最近はボールペンの新製品に押され気味だが、ボールペンのシェアが高いのは社会人の話。今でも学生のノート用筆記具の多くはシャープペンシルであり、高校生まではほとんどと言っていいだろう。

 そんなシャープペンシルの不満の一つである「先端の片減り」については、以前に紹介した「クルトガ」が解決案を提示して見せ、爆発的な人気を博した。ではもうほかに不満はないのか?プラチナ萬年筆が解決に取り組んだのは、「芯折れ」。シャープペンシルの芯は細くて折れやすい。それを折れにくくするべく工夫したのが、「オ・レーヌ」だ。

プラチナ萬年筆のシャープペンシル「オ・レーヌ」。210円、525円、1050円の3種類
(写真は210円のタイプ)(画像クリックで拡大)