6000万台の固定回線につながるのは、電話とFAXだけ。そこに第3の選択肢を用意した――

 シャープが、「インテリアホン JD-7C1CL/CW」を9月25日に発売してから約1カ月が経過した。

 インテリアホンという名称をつけたように、家庭内でのインテリアを強く意識した「第3の商品」として提案したのがJD-7C1CL/CWである。

デジタルフォトフレームと固定電話機を組み合わせたシャープの「インテリアホン JD-7C1CL/CW」(画像クリックで拡大)

 「リビングを見回すと、薄型テレビは最高の場所に置かれている。それと同じようにいい場所に設置されているのが固定電話機だ。それにもかかわらず、あまり使われていないのが現状」と、シャープのパーソナルソリューション事業推進本部パーソナルソリューション事業部国内営業部・樋口斉部長は語る。

シャープのパーソナルソリューション事業推進本部パーソナルソリューション事業部国内営業部・樋口斉部長(画像クリックで拡大)

 リビングに設置してある電話機を、電話がかかってきた時だけに利用するのではなく、もっと存在感を持った使い方をしようというのがシャープの提案だ。

 シャープのインテリアホンは、親機にタッチパネル機能を採用した7型カラー液晶を搭載。電話として使用しないときには、デジタルフォトフレームとしても使える固定電話機だ。

 電話の待機時には写真データを保存したメモリーカードを差し込むだけでデジタルフォトフレームとして写真をスライド表示できる。固定電話が部屋のインテリアとして利用できるわけだ。必要なボタンは、すべて液晶画面に表示する。そのためデザインがシンプルになり、フォト電話帳やお知らせ一覧といった直感的な操作を可能にしている。

 フォト電話帳には、あらかじめ相手先の電話番号と顔写真などを登録しておけば、写真にタッチしただけで電話がかけられる。

 受信したファクスは、画面にも表示できる。タッチして拡大や縮小、スクロール操作も可能だ。7型の液晶はA4サイズの原稿も、約80%の大きさで表示でき、紙への印字は不要。仮にプリントアウトしたいときには、SDメモリーカードなどに入れて、プリンターから出力すればいい。

 「リビングに設置しておけば、デジタルフォトフレームとしても利用できる。固定電話の新たな提案」とする。