「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第101回は、近年、値下がりの著しいインクジェットプリンター。家庭でPCに接続して使う方にはおすすめしたい。
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年末のボーナスシーズンを控え、各社の最新プリンターが店頭に並び始めている。以前は新機種が出るごとにプリンターを買い換えていたのだが、最近は数年おきになっている。実は、仕事用のプリンターは、それなりの頻度で購入しているが、家庭用のプリンターはあまり気にならなくなったのだ。と言うのは、買い換えを決意させるほど、画質が向上していないからだ。もちろん、スペックは年々進化しているが、個人的には、何年も前に「これで十分」というレベルをクリアしているから触手が伸びないのである。
とはいえ、プリンターはシーズンごとにガンガン値下がりしており、かなり出来の良いモデルが安く買えるようになった。今年も年賀状印刷のシーズンが近付いているわけで、古いプリンターに新しいインクを買い足してプリントしようと考えているなら、新製品を買ってしまうのも、案外良い手なのだ。
なにしろ、5色セットのインクは、5000円くらいするのが普通だ。ならば、今回取り上げるキヤノンの「PIXUS MP270」を買ってしまうのはどうだろう。なにしろ、実売9980円である。それでいて、当然ながらインクも1セット付いてくるのだ。つまり、インクを購入するなら、プラス5000円くらいで買えるわけだ。ということで、格安の最新一体型プリンターを購入して、使い勝手をチェックしてみた。
到着したMP270だが、本体は普通にコンパクトだった。まあ、スキャナーとプリンターを一体化した複合機としては十分に小さいのだが、さすがにダウンサイジングにも限界があるようだ。格安モデルなのに、安っぽくないのがうれしい。数年前に、2〜3万円のプリンターを買った方が手に入れても「今度のプリンターは安物だ」という印象は全く受けないだろう。これなら、普通の家庭に置いてもインテリアを台無しにするようなことは、まずない。色も光沢のある白がベースなので、どんなカラーの部屋にも似合うはずだ。











