この秋、スポーツ用品のアシックスと肌着メーカーのグンゼが共同で新しい肌着を開発した。身につけると日常生活で自然に歩く動作が大きくなって運動量が増えるため、脂肪燃焼や体重減が期待できるという。運動不足をなんとかしたいが、時間がないと悩む人にはありがたいが、肌着だけでそんなに変わるのか。さっそく試してみたので、報告しよう。

姿勢はよくなり、動作も大きくなる!

 カラダトレーナーは、着るだけで自然に運動量が増え、より多くのエネルギーを消費できるという。ただ、着れば寝ころがっていてもいいというわけではなくて、ある程度は歩くことが必要だ。

 カラダトレーナーを身につけて歩くと、自然に歩幅が広がったり腕振りが大きくなったりする。その結果、日常生活で歩く程度でも、着用しないときに比べて運動量が増えるというわけだ。グンゼのモニター実験では、週4日以上の着用と1日5500歩程度の歩数でも効果があったという。1日5500歩というのは、多くの日本人が、普通に歩いている歩数。特別な時間を取って余分に歩かなくてもいいというのは、忙しい現代人には耳寄りな話だ。

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 実物は薄地のニットで、ちょっと見は冬場に着用する薄手の保温用アンダーウエアのようだ。ただ、トップスでは腕の後ろの部分から背中にかけて、ボトムは太ももの前の部分に、地の部分とは伸縮性が異なるパワー帯がある。これが身体の動きをサポートしてくれる。だから着るときには、決まった位置にパワー帯が来るようにぴったりフィットさせる必要があるとのこと。ボトムのパワー帯はやや厚く見た目もがっしりした感じだが、トップスはかなり薄手で、さらっとしている。

 着用してみると、確かに背中がキュッと締まって、背筋が伸びる感じがする。じっとしていると腕と太ももに軽い圧迫感がある程度だが、軽く歩き始めて、おやっと思った。太ももが楽に上がり、前に出しやすく、床を蹴りやすい。意識してはいないのに、腕が前後によく振れる。歩幅が広がって、確かに動作が大きくなっているようだ。

地の部分とは伸縮性が異なるパワー帯が、身体の動きをサポートして、歩行動作が大きくなる。グンゼのホームページ「歩行アシストのしくみ」から