原宿で最先端ファッションを定点観測するFashionsnap.comが、街角でしかわからない最新トレンドを毎週リポート。

水玉にピンクや黄色とポップを地でいくスタイルだが、3色を絶妙なカラーバランスでまとめている。これで高校生とは恐れ入ります(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 原色カラーにインパクトのあるアクセサリーの数々…。かつて“奇抜”とも“これぞ原宿”とも言われた「原宿ポップスタイル」が人気再燃中だ。

 一時期は原色で埋め尽くされ、カラフルなポップカルチャーを体現していた原宿ファッション。だが、バブル崩壊とともに徐々にシックなスタイルが人気になり、トレンドカラーもモノトーンに。派手さをなくしたミニマルなウェアが主流となり、過度なデザインが敬遠される傾向が長く続いている。一目見たら忘れられない原宿ポップスタイルも、原宿ポップ系ブランドの衰退ともに姿を消していった。

 今回のリバイバルは、かつての原宿ポップスタイルを経験していないティーン層(13〜19歳)が牽引しているのが特徴だ。ポップなカラーリングや柄など、もともと若年層向けのアイテムが多かったスタイルだが、今回はさらに拍車をかけたものが多い。

 というのも、使われているアイテムのほとんどが自作だからだ。かつてのブームはブランドと顧客の間に世代の絶妙な距離感があり、大人よりのアイテムも多かった。だが、今回は作る側と着る側が同じ。「トレンドを体現するために自作する」風潮は、シュシュブームの時から長く続いている傾向だ。