“文具王”の異名を持ち、文具メーカーでユニークな商品を生み出し続ける高畑正幸氏が、最新文具の奥深〜い世界をナビゲートする。
皆さんはどんなノートをお使いだろうか。
文具業界はここしばらく、非常に多くの新たなノートが登場し、今までにない“ノートブーム”が巻き起こっている。特に目立つのは、本文のレイアウトや罫線などに工夫を凝らしたタイプで、中でもコクヨのドット入り罫線ノートなどは、発売当初に店頭で品切れが続くほどの人気ぶりだった。面白いのは、これらのノートの多くが、関連書籍と同時に発売されている点。製品だけでなく、それを使うノウハウがセットなのだ。
ただ、そこのところの深い解説はそれこそ、それらの書籍を読んでいただくとして、今回は、あくまでハードウェアとして進化を遂げたノートを紹介する。
今回紹介するのは、リヒトラブの「ツイストリング・ノート」。ページの差し替えができるリングノートだ。こう言うと、「それって、ルーズリーフじゃないのか?」と思われるかもしれないが、それがちょっと違うのだ。
いわゆるルーズリーフのほとんどはとじ具が表紙に固定されたバインダー型で、ノートというよりもファイルに紙を綴じたカタチ。だが、このツイストリング・ノートはとじ具が細いリング部分だけで、見た目がかなりノートっぽい。リング部分が従来品に比べてかなりスリムで、ほとんど主張していないのが特徴だ。











