キヤノン初のタッチパネル搭載モデル。撮像素子には有効約1210万画素の1/2.3型のCCDを、画像処理エンジンには「DIGIC 4」を採用している。レンズは、35mm判換算で24mm〜120mmをカバーする光学5倍ズームだ。開放F値はF2.8(W)〜F5.9(T)。マクロモードを使用すれば、レンズ先端から5cmまで被写体に寄って撮影できる。タッチパネル式3.0型TFTカラーワイド液晶(約23.0万ドット)は、視野率100%だ。
タッチパネルを採用して直感的に操作できるようになった。狙った被写体に画面上でタッチするだけで、被写体が動いても自動追尾してくれる。加えて、シャッターボタンを半押しすれば、露出も合わせ続けてくれるので、動く被写体の撮影にはとても重宝しそうだ。ほとんどの操作がタッチパネルでできる一方で、頻繁に使用するストロボやセルフタイマー、フォーカス設定などは、ボタンとして残っているのも便利だ。
本機のもう一つの特徴である「こだわりオート」は、22種類のシーンをカメラが自動認識し、適正な設定での撮影を可能にする。豊かな階調表現に対応する「i-コントラスト」や、シャッター速度換算で4段分の補正が可能なレンズシフト式手ぶれ補正機能も搭載。HD画質のムービーも撮影できる。
画質はシャープでコントラストが高く、クリアな印象。彩度もやや鮮やかな印象だ。ノイズもISO400までは全く気にすることなく撮影可能。ISO800でも常用範囲と言えるが、被写体によっては暗部などのノイズが気になるかもしれない。
今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、IXY DIGITAL 930 ISの実力をじっくり見定めてほしい。











