家電量販店の購入相談カウンターに勤める販売員。AV・デジカメなどの“黒物家電”のほか、洗濯機、冷蔵庫などの「白物家電」にも強い

 今回紹介するのは、秋以降に間違いなく品薄になる「プラズマクラスターイオン発生機」です。

 新型インフルエンザは現在も「フェーズ6(世界的大流行)」を継続しており、現在も多くの人が倒れています。最近はあまり報道されませんが、たまに出てくると(罹患者の)累計人数が増えているのが分かります。

 季節性インフルエンザの時期ではない夏でもインフルエンザの患者は増えていましたが、夏を過ぎるとまた一気に増えることでしょう。そこでお薦めしたいのがシャープの「IG-B20」です。

シャープが2009年6月に発売したプラズマクラスターイオン発生機「IG-B20」。8色のカラーをそろえている(画像クリックで拡大)

 夏は季節性インフルエンザの時期ではないので入手しやすいのですが、3月くらいまで「プラズマクラスター」搭載の空気清浄機やエアコンが人気で品薄になり、欠品が続いていました。秋口からインフルエンザ患者が増えてくると、プラズマクラスター製品がマスコミに取り上げられるようになり、また品薄になってくると思います。

ウイルスや細菌を除去する「プラズマクラスターイオン」

 プラズマクラスターの売りというのは、プラズマクラスターイオンが自然界に戻りにくいことなんです。空気中の浮遊物質などにぶつかって初めて分解されて、水に戻っていくのです。逆に言えば、何かにぶつかるまで壊れません。

※プラズマクラスター技術の仕組み……プラズマ放電により、プラス(H+)とマイナス(O-)イオンを空気中に放出する。浮遊するカビ菌やウイルス、アレル物質などを空中で分解・除去する技術。浮遊物質の表面でイオンが瞬時にOHラジカルに変化し、それらから水素(H)を抜き取ることで分解・除去する。抜き取ったHとOHラジカルが結合してH2Oとなり、空気中に戻るという仕組みだ。

 プラズマクラスター技術は、液晶と並んでシャープの新たな柱になっています。プラズマクラスター技術を紹介するテレビCMも増えていますよね。今やシャープの掃除機、冷蔵庫、洗濯機などさまざまな機器に搭載されています。

シャープのプラズマクラスター技術搭載機に付けられているマーク。最近ではこのマークの認知度がかなり高いという

 実際、ブドウの房の形をした、プラズマクラスター技術のマークが付いていると売れるんですよ。お客様も「プラズマクラスター機能が付いているんだ、じゃあ除菌できるね」と言われます。「乾く」とか「洗う」といった機能よりも、このマークが付いていると売れるのです。

 エアコンも同様です。デザインも奥行きがあって「なんでこんな形なのかな」という感じなのですが、このマークが付いているから売れています。

 プラズマクラスターが新型インフルエンザに効くかどうかはまだ分かりませんが、トリインフルエンザ(H5N1型トリインフルエンザウイルス)を除去する実験には成功しています(参考:シャープ「『プラズマクラスター』技術」ページ)。ここまで実証実験を行っているのはシャープくらいではないでしょうか。シャープは相当、検証にお金をかけており、高名な研究所や検査機関と共同で実証実験をしています。だからこそ、「細菌やダニアレルゲンに効く」とうたえるのです。

 なぜエアコンや空気清浄機などではなくて、専用機をお薦めするのかというと、専用機の方がプラズマクラスターイオンの濃度が高いからです。それまでの機器では7000個/cm3程度の濃度しかなかったのですが、最新のモデルでは2万5000個/cm3まで高濃度化しました。

 濃度が高いということは、「6畳用」とうたっていても、風で遠くまで飛ばせばもう少し広い範囲までカバーできます。実際に売り場ではご案内しづらいのですが、エアコンの下にプラズマクラスターイオン発生機を置いたり、サーキュレーターを組み合わせて使うことで、プラズマクラスター搭載エアコンに近い効果が得られると思います。