NTTドコモは2009年8月7日、防水に対応したらくらくホンシリーズの新製品「らくらくホン6」を発売した。ユーザーからの高い支持を得て人気シリーズとなったらくらくホンだが、その最新機種が狙うターゲットを見ると、NTTドコモが持つ“地力の強さ”を切に感じることができる。

初めて“防水”に対応したらくらくホン

 NTTドコモのらくらくホンといえば、主として年配層に向けた、簡単な操作性を特徴としたシリーズとして知られている。同社内でも年間売り上げの上位に常に顔を出すという、人気シリーズの1つでもある。今年3月にはシリーズ累計出荷台数が1500万を突破していること、NTTドコモのシリーズ分類が大きく変わった現在でも、らくらくホンだけは従来通り、独立した位置付けとなっていることなどからも、その存在の大きさを見てとることができる。

 かつては簡単操作を重視した端末のみであったらくらくホンだが、現在では簡単操作に加え、シンプル性を重視した「ベーシック」や、最新機能を取り入れたハイスペックな「プレミアム」などユーザーニーズに応じてさまざまな種類のものが用意されている。

 そうした中で、今回発売された「らくらくホン6」は、初代らくらくホンから続く「スタンダードモデル」と位置付けられた主力モデルである。大きな特徴はらくらくホンとして初めて“防水”に対応したということだ。既にCMが放映されているのでご存じの方も多いと思うが、IPX5/IPX7等級の防水に加えIP5X等級の防塵に対応しているほか、ジュースや海水などでも、乾く前に洗い流せば利用できるとしている。

 これにより、らくらくホン6はお風呂場やキッチンだけでなく、海辺や泥場、土のある場所など従来の防水ケータイでは対応していない場所でも安心して利用することができるようになるという。

らくらくホン6の発表会プレゼン資料より。らくらくホンシリーズは好調な販売を続けており、6月末には累計で1587万台を販売しているという(画像クリックで拡大)

最新機種の「らくらくホン6」は、新たにIPX5/IPX7等級の防水、IP5X等級の防塵に対応しているのが特徴(画像クリックで拡大)