「戸田覚の1万円研究所」では実売価格1万円以下の周辺機器やサプライ品などを自腹で購入し、独自の目線で検証していく。第97回は、GPS位置情報を記録する「GPSロガー」。これからの時代は、デジカメ写真に撮影場所の記録を残しておきたい!

最大1万3000件の位置情報を記録できる、液晶付きGPSロガー。位置情報は、Bluetooth経由でスマートフォンやPDA、PCなどに取り込める。付属ソフト「ezTour」を利用すれば、Google Earth上にトラックログを再現することも可能だ。製品情報はこちら
今回買ったもの
ワイヤレスGPSロガー

HOLUX M-241

(HOLUX)

購入価格:1万円


 今回はGPSロガーを取り上げる。GPSロガーを使ってデジカメ写真と撮影場所のデータをマッチングさせるのだ。デジカメ写真+GPSという使い方は、数年後にはごく当たり前になるだろう。僕も自分で使い始めるまでは、「写真と地図がマッチングするのか、それで?」といった程度にしか考えていなかった。もちろんそのとおりなのだが、実際に使ってみると、これがとても楽しいのだ。

 GPSロガーとは、GPS位置情報を記録し続ける小さなツールだ。基本的に、単体では数秒おきに現在位置を緯度経度で記録していく機能しかない。しかし、肝心なのはここからで、GPSロガーで記録した位置情報は、時間をキーにデジカメの写真とマッチングさせることができる。これを利用すれば、撮影した写真の位置を地図上に表示できるのだ。

 今回は、たまたま海外に出張する機会があったので、GPSロガーを入手して持参してみた。実は、以前からソニーのGPSロガー「GPS-CS1K」を利用していたのだが、ちょっと大きくて持ち歩きが負担になっていた。今回は、小型な「HOLUX M-241」を予算ギリギリの1万円ので入手。税込みちょうど1万円で購入できたが、ショップによってはもう少し高いようだ。

 最初にお断りしておくが、M-241は、現時点では若干マニアックなツールという位置付けだ。パッケージに日本語表記はなく、クイックガイドが付属しているだけだった。付属のソフトは日本語化されているので、さほど迷わず使えるはずだが、最初の1台として購入する方や、パソコンにあまり詳しくない方には国産品をオススメする。

まるでフィルムのような形のM-241は、高さ74.5mmとGPSロガーとしては小型。それでも、1日首からさげると肩が凝る(画像クリックで拡大)