オリンパス初となるマイクロフォーサーズ機。光学ファインダーやLVFなどを備えない斬新なデザインが特徴的だ(別売でパンケーキレンズ用ファインダーを取り付け可能)。ボディーは、金属感のあるシルバーとホワイトの2種類で、どちらもレトロに仕上がっているのが好印象だ。販売形態としては、35mm判換算で28~84mm相当のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6を同梱するレンズキット、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8と光学ビューファインダー「VF-1」を同梱するパンケーキキット、両レンズおよびファインダーを同梱するツインレンズキットの3種類が用意されている。レンズマウントはマイクロフォーサーズマウントを採用しているが、純正のアダプターを使用すれば、フォーサーズ規格のレンズも使用可能。E-30やE-620と同じ6種類のアートフィルター機能もあるので、さまざまな表現を楽しめる。アートフィルターを使ったハイビジョンムービーの撮影も可能だ。

 撮像素子は、有効1230万画素の4/3型ハイスピードLive MOSセンサー。新画像処理エンジンTrue Pic Vを搭載する。液晶は、23万ドットの3型のハイパークリスタル液晶だ。6:6、16:9、3:2、4:3に対応したマルチアスペクトも見逃せない。シャッタースピード換算で最大4段分の手ぶれを補正してくれる撮像センサーシフト式手ぶれ補正や、定評のあるダストリダクションシステム、肌をなめらかに補正するeポートレートなど、機能が充実しているのも魅力だ。直感的に理解できるインターフェースになっているので、操作に迷うことはないだろう。コントラストAFなので若干、遅く感じるかもしれないが、ストレスがたまるほどではない。液晶がきれいなので、MFの場合はこちらがおすすめだ。

 画質に関しては、とてもシャープで解像感も十分。コントラストは高めで、彩度は見た目に近いナチュラルな印象だ。ノイズに関しては、低感度からISO800まではまったく問題なく使える。シチュエーションによってはISO1600でも大丈夫だ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、ペン E-P1の実力をじっくり見定めてほしい。

オリンパスイメージング
ペン E-P1
実売価格:9万円前後
発売日:2009年7月3日
有効画素数 約1230万画素
記録メディア SDカード(SDHC対応)
液晶 3.0型ハイパークリスタル液晶(23万ドット)
最高ISO感度 6400
●撮像センサー:4/3型 ハイスピードLive MOSセンサー●最大記録画素数:4032×3024●連続撮影速度:約3コマ/秒●HD動画:1280×720、30fps●バッテリー:専用充電池(BLS-1)●サイズ:幅12.05×奥行き3.5×高さ7.0cm●重さ:335g(本体のみ)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F3.2●シャッター速度:1/640秒●ISO感度:100●焦点距離:17.0mm(35mm判換算:約34.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F3.5●シャッター速度:1/125秒●ISO感度:100●焦点距離:17.0mm(35mm判換算:約34.0mm)●使用フィルター:トイフォト(画像クリックで拡大)