“谷間”をまじまじと見られてもたぶんバレない……(たぶん)。レディースファッション水着業界最大手の三愛で開発、商品化された2009年新作水着の“画期的なシカケ”が「実用新案」に登録された。開発パタンナー自身、「別名“詐欺ブラ”です」と胸を張るこのブラ、一体どんなカラクリなのか? まずは、水着ブラのタイプ別に“胸を包む偽装”の現状を把握しておきたい。
“偽装”が巧妙化する水着ブラ
夏、女性が水着を着るのは「水につかる」ためもあるだろうが、ファッション水着を選ぶポイントは、むしろ「水につからない」ときの「ボディの見え方」、だろう。
水着の基本はブラとパンツ。服を脱ぐという意味では、傍目には下着と変わらない。が、若い女性は水着を“小さな服”みたいな感覚で着ている。陽光の下、ビキニという“服”を着け、肌を露出する非日常の解放感を楽しむ。……というときに、なにもありのままを愚直に見せているワケではないんですね。
メリハリに多少の難があれば「うまく隠してよく見せる」。ひと言でいうと「ダマす」。
これを涼しい顔でやるのがオトナの女性だ。特に「胸」は、隠しながらも「もっとよく見せたい」要求が強い。メーカーも市場のニーズに応える商品を開発するので、“胸を包む偽装”はどんどん巧妙化している。
今年、三愛で新発売する“詐欺ブラ”(商品名「スタイルアップ」)について、同社水着事業部の佐々木瞳デザイナーは、着用時のそのスゴさを筆者にこのように語った。
「ありとあらゆる肉を胸にもってきて、そこからムニュってヒモでしばる。胸が揺れまくります。“肉まん”みたいです。上から自分で見て、誰これ? 叶姉妹か? みたいな(笑)。サギです。男の人はまんまとダマされると思います」
……って、一体どんなブラなんだ!?
では、まずは水着ブラの既存の偽装法から確認しておきたい。











