業績好調なマクドナルドが2009年6月19日、新サービスの提供を始めた。それが「マックでDS」。国内の販売台数が2500万台以上という人気ゲーム機「ニンテンドーDS」(以下、DS)向けに、専用コンテンツを配信する新たな試みだ。サービス実施店は、全国で3200店舗(一部店舗を除く)。「ニンテンドー WiFiコネクション」を店内に設置し、無線LAN経由でコンテンツをDSに配信する。

 過去の記事でも紹介したように、マクドナルドではパソコンとケータイ向けにコンテンツ配信をしている。とりわけ、通常価格より2〜3割引になるクーポン券配布は人気、利用率とも高い。今回、これらの既存サービスにDS向けのサービスを加えることで、コンテンツ配信サービスの充実を図った形だ。

 考えてみると、コンテンツサービスそのものは大人向けが中心。それも割引といった実利に直接関係するものばかりだった。マクドナルドの子供向けサービスと聞いて思い出すのは、ハッピーセットに付属するおもちゃや、プレイランドの設置、不定期で実施されるイベントくらい。DS向けのコンテンツ配信には、子供を含む家族連れを平日も呼び込もうという同社の狙いが見て取れる。

 なにしろ、「マックでDS」の第1弾キャンペーンは、小学生に人気の高い「ポケットモンスター(ポケモン)」との連動だ。幻のポケモン「ジラーチ」がマクドナルドの店頭でゲットできるということもあり、ポケモンファンの間では注目が高まっていた。

 さて、能書きはこれくらいにして、実際に「マックでDS」では、どういったサービスを提供するのか。子供だけでなく、大人でも楽しめるものとなっているのか。お得なサービスはあるかなど、気になるポイントについてチェックしていこう。

19日からスタートした「マックでDS」。店頭では2種類のパンフレットを配布して、サービス開始をアピールしている(画像クリックで拡大)

「マックでDS」は、無線LANを使ってコンテンツを配信する。そのため実施店舗でも、座った場所によっては利用できないことがある。確実に通信したければ、天井からつり下げられた「マックでDS」のポップ付近の席に座ろう(画像クリックで拡大)

サービス内容の詳細はマクドナルドの公式サイトでも確認できる