新しい住宅ローン減税がようやくスタートした。その目玉は最大600万円という“過去最大級”の減税額だ。2008年度が最大160万円だったのに比べると、その額の大きさが分かるだろう。

 しかし、誰もが簡単に最大控除額の恩恵を受けられるわけではない。

 住宅の新築や取得、増改築などのための借入金の年末の残高に応じて減税額が決まるのは従来の住宅ローン減税と同じ。期間は10年で、控除額は下の表のようになる。対象となるのは2009年〜2013年の間に入居した場合で、上限である500万円(長期優良住宅の場合は600万円)の減税を受けられるのは、2010年までに入居した場合のみとなっている。

■ 住宅ローン減税の概要(一般住宅)
居住年 年末時のローン残高の上限 控除期間 控除率 最大控除額
2009年 5000万円 10年間 1.0% 500万円
2010年 5000万円 1.0% 500万円
2011年 4000万円 1.0% 400万円
2012年 3000万円 1.0% 300万円
2013年 2000万円 1.0% 200万円