人気のネットブックがたったの100円で購入できる「100円パソコン」がお目見えして、早くも1年ほどが経った。いまや、家電量販店やカメラ量販店のみならず、中古パソコンショップでもネットブックとデータ通信契約を一緒にする100円パソコンが当たり前のように売られている。

 だが「100円」という言葉とは裏腹に、実際には最低でも7万円弱、使い放題ならば16万円以上もの負担が発生する高額な契約なのだ! パソコンの購入を検討しているならば、そのカラクリはぜひ知っておきたい。改めて紹介しよう。

店頭の「100円パソコン」の値札は巧妙にできている!

 まずは、以下の図版を見てほしい。イー・モバイル契約を利用した100円パソコンの値札の例だ。「たった100円でネットブックが入手できます!」とのうたい文句にひかれて、多くの人がこのコーナーで足を止めている様子をよく見かける。100円パソコンという販売方法が一般的になったこともあり、多くの人がこの方法で契約するようになった。だが、本当に内容を理解したうえで契約しているのだろうか?

 多くの店舗では、ズラリと並んだネットブックに値札が付いている。よく見ると「4万9800円」「5万9800円」といった正規の価格が書かれているのだが、その上に大きな値札が張られていることが多い。それが100円パソコンの値札だ。

 「ネットブックを普通に買うと5万~6万円はするのに、データ契約と一緒ならば100円! だったらデータ契約したほうがいい」と思わせるためのディスプレイである。

人気の100円パソコンは、「100円」の数字が大きく踊っている。契約の内容や制限事項などの詳細は書かれていないことがほとんどだ