まもなく日本にも登場すると見られる「アンドロイドケータイ」。グーグルが音頭を取って開発を進めているが、そもそもグーグルはどんな狙いがあって、ケータイ向けのOSを手がけているのか。前回に引き続き、グーグルの日本およびアジア太平洋地域モバイルビジネス統括部長のジョン・ラーゲリン氏に話を聞いた。

日本のケータイ文化の“いいとこどり”をする

 アンドロイドケータイは日本への登場もまもなくと見られている。だが、日本市場は世界から見ると特殊な市場でもある。メールは絵文字が必須だし、おサイフケータイやワンセグなど日本固有の機能も数多い。あのアップルですら、日本仕様の取り込みに躍起だ。

 果たして、日本市場ではどのようなアンドロイドケータイが登場するのか。

 「グーグルとしては日本のケータイ文化はすばらしいと認識している。そこをいかに理解して、“いいとこどり”をしていくかに注力している。いま、日本のユーザーはどの機能に満足して、どこに不満を抱いているか。また、まだ気がついていない価値も、グーグルとして提案していきたい」(グーグル モバイルビジネス統括部長のジョン・ラーゲリン氏)

 グーグルとしては、日本の絵文字などのケータイ文化を取り入れるとともに、様々なアプリやインスタントメッセージなどインターネットならではの機能の“いいとこどり”を心がけているようだ。いま、海外で売られている「G1」の世界観だけでなく、きっちりと日本市場を意識した機能を盛り込んでいくつもりだ。

グーグル モバイルビジネス統括部長のジョン・ラーゲリン氏(画像クリックで拡大)