ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回は激安4万円台のThinkPadを紹介する。キャンペーン価格ながら4万円台。安価なモデルで満足感は得られるのかを試してみた。結論は!?

 最近、パソコンの値下がりが著しい。直販メーカーからは、驚くようなキャンペーン価格のメールが届いたりする。僕のところにも、あまりにも安価なThinkPadのキャンペーンメールが届いたので早速借りてレビューしてみることとした。

 ただし、キャンペーン価格は一時的なものであり、本記事掲載時点では販売が終了したり、価格が変わっていることも想定される。そこで今回は、安価なモデルでもThinkPadらしい満足感が得られるかどうかをチェックしてみることとする。

 どの直販メーカーも状況はほとんど変わらないが、キャンペーンなどの激安モデルは、店頭で購入するのはまず無理で、本体を見ることなく通販で思い切って買ってしまうしかない。やはり、どこまで満足できるのかは、重要なポイントと言えよう。

 今回、僕が脅威を感じたのは以下のモデルだ。

○ThinkPad SL400 300台限定コストパフォーマンスパッケージ

ダイレクト価格 12万6315円
キャンペーン価格 4万9980円

CPU Celeron 575
14.1型液晶
Windows Vista Home Basic
メモリー 1GB
HDD 160GB

 なんとまあ、6割引き近い値引率。ネットブックと同等の価格でA4フルサイズノートが買えるのである。このモデルで性能が気に入らなければ、Core 2 Duoのデュアルコアパッケージが7万4980円で購入可能。さらに、メモリーを2GBに強化してMicrosoft Officeまで付いたパッケージが9万4920円で手に入る。

サイズは一般的なA4ノートに比べてやや小さいSL400シリーズ。液晶サイズは14.1型ワイドだ(画像クリックで拡大)

 モデルが末期なのかもしれないが、それにしても開いた口がふさがらない値付けである。これで利益が出るのか不思議になるが、ユーザーとしてはある意味で嬉しい限りだ。

 とはいえ、他のメーカーにも安価なモデルは多い。やはり、「元は高価なモデルを安くした」という割安感がほしいのだ。

 今回借りたのは、残念ながら激安モデルではなく「2743-26J」だ。とはいえ、ボディーはほぼ同様だろう。スペックなどはさておき、購入時の満足感をチェックしていくことにする。

キーボードは、どちらかというとThinkPadらしいというよりも、一般的なA4ノートと変わらない配置だ(画像クリックで拡大)

トラックポイントとタッチパッドを両方搭載し、好みで使い分けられる(画像クリックで拡大)