フルハイビジョン動画に対応した世界最小、最軽量のボディーのデジタル一眼。静止画専用モデルのLUMIX G1の進化版と言える。撮像素子には、有効1210万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載。マルチアスペクトに対応しており、4:3、3:2、16:9のすべてで有効1210万画素の撮影ができる。1:1のアスペクトにも対応しているがその場合、画素数は約9M相当だ。

 多彩な静止画撮影モードや初心者にうれしいインテリジェントオートなど、様々なシーンモードを用意。マニュアルモードも搭載しているので、こだわりの一枚も撮影できる。個人認証や暗部補正、シャッタースピード効果など多くの機能を搭載している。

 注目すべき機能は、動画撮影機能だ。キットのレンズ(LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.)は、スムーズな連続絞り動作で動画に対応。10倍という高倍率も使いやすい。記録できる映像フォーマットはAVCHDとMOTION JPEGの2つ。AVCHDはフルハイビジョン(1920X1080)に対応しているのでビエラなどのテレビで見るときには重宝する。MOTION JPEGはパソコンなどで映像を観賞するときに向いている。ビデオカメラよりも大きなセンサーを搭載しているためで、今までのビデオでは難しかった浅い被写界深度も楽しめる。フルタイムオートフォーカスに対応しているのでスムーズなAFを体感できる。精度も高く十分に実用的だ。

 画質は、シャープで鮮やか。解像感がありヌケが良い印象だ。ISO感度に関しては、ISO800くらいまでは、常用しても全くと言って良いほどノイズは気にならない。高感度に関しては、LUMIX G1と比べると1段以上は良くなっている。ISO1600以上になるとノイズが暗部に目立ち始めるが、撮影する被写体を選べば使用可能だ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、LUMIX DMC-GH1の実力をじっくり見定めてほしい。

パナソニック
LUMIX DMC-GH1
実売価格:14万円前後(レンズキット)
発売日:2009年4月24日
有効画素数 約1210万画素
光学ズーム 2倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)
液晶 3.0型バリアングル式(46万ドット)
最高ISO感度 3200
●CCDサイズ:3/4型Live MOSセンサー●最大記録画素数:4000×3000●レンズ焦点距離(35mm判換算):28〜280mm●開放絞り値:F4.0〜F5.8●最短撮影距離:50cm●HD動画:1280×720、60fps●バッテリー:専用充電池(DMW-BLB13)●サイズ:幅12.4×高さ8.96×奥行き4.52cm●重さ:385g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F13.0●シャッター速度:1/400秒●ISO感度:100●焦点距離:14.0mm(35mm判換算:約28.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F8.0●シャッター速度:1/160秒●ISO感度:100●焦点距離:22.0mm(35mm判換算:約44.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F5.8●シャッター速度:1/320秒●ISO感度:200●焦点距離:99.0mm(35mm判換算:約198.0mm)(画像クリックで拡大)