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ボリュームのあるシャツをインするのが上級スタイル。スカートがミニのため、トップスにボリュームがあってもシルエットを引き締めてくれる(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます)

 シャツは出すのが当たり前――。この常識は過去の話になっているようだ。ストリートでは「ダサイ、モサイ」といわれていた“シャツイン”が今ではシャツを着こなす定番になっている。

 ストリートではボリュームあるシャツを締まったウエストにキッチリと入れたり、ウエストが絞られたモード系シャツをローライズパンツでスッキリと着こなしたりする姿が主流となっている。一昔前は、シャツインと言えばスタイリングにおいてNGの代名詞。リバイバルはあっても「ダサイ」が「イケてる」に変わることが珍しいなか、流れが変わったのはモード系ブランドの台頭とアメトラブームがきっかけだ。

 線のシルエットをモットーとするモード系ブランドではローライズパンツに合わせるため、シャツをインにすることが多い。シャツは着丈が長く(パンツからはみ出すのを防ぐため) 、身幅はかなり細めでウエストもシェイプされており、パンツに入れてもウエスト部分でダブつかない。あくまでもスマートなシルエットが目的のため、シャツを出してしまうと借りてきたかのような格好になってしまう。

 もともとシャツを出すのはラフさを強調するスタイルに見られ、ラフなアメカジに用いられることが多かった。だが昨今のアメトラブームはカジュアルダウンというより、トラディショナルなドレスアップスタイルが主流。そのためジャケットなどと合わせることが多く、あまりラフさを求められることが少ないというのも、シャツインが多用される理由の一つとして挙げられる。