35mm判換算で28~560mm相当をカバーする光学20倍レンズ「Gレンズ」を搭載したハイスペックモデル。開放F値はF2.8(W)~F5.2(T)となっている。撮像素子に有効910万画素、1/2.4型のCMOSセンサー「Exmor(エクスモア)」を採用して低ノイズ化を実現。画像処理エンジンは「BIONZ」で、秒間10コマの高速連写が可能だ。液晶モニターは3.0型の角度調整機能付きクリアフォト液晶。電子ビューファインダーには、20.1万ドットの高精細液晶を搭載している。

 「おまかせオート撮影モード」「アドバンストスポーツ撮影モード」「スマイルシャッター」など、初心者に優しい機能が豊富なので、カメラ任せでも美しい写真を撮影できる。こだわりユーザーには、プログラムオート、シャッタースピード優先、絞り優先といったマニュアルモードも充実している。

 本機の大きな特徴の一つが、「Exmor」の高速読み出しと「BIONZ」の高速演算処理をフルに生かし、高速連写した画像を1枚に合成する「スイングパノラマ」機能だろう。パノラマ写真の撮影は簡単で、合成も一瞬で終わる。合成された画像の出来は上々で、つなぎ目が気になることはなかった。

 カメラの操作感も良く、ISO感度、シャッタースピード、絞り値、露出補正などをジョグダイヤルで変更できるのは便利だ。フォーカスボタンや連写ボタン、カスタムボタンなどが用意されており、多彩な機能をボタンで操作できるのもこのカメラの特徴だろう。

 画質は驚くほどシャープで、コントラストも高い。色も鮮やかで、高倍率モデルとは思えないほどの美しさだ。色ノイズの発生も抑えられているようで、シャープネスも強く、全体的にクッキリとしている。ISO1600になると少しモヤっとした感じになるが、ISO800までなら十分に常用できる。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、サイバーショット DSC-HX1の実力をじっくり見定めてほしい。

ソニー
サイバーショット DSC-HX1
実売価格:5万5000円前後
発売日:2009年4月24日
有効画素数 約1030万画素
光学ズーム 20倍
記録メディア メモリースティック デュオ(PRO デュオ、PRO-HG デュオ対応)
液晶 3.0型TFTカラー液晶(約23万ドット)
最高ISO感度 3200
●CCDサイズ:1/2.4型●最大記録画素数:3456×2592●レンズ焦点距離(35mm判換算):28~560mm●開放絞り値:F2.6~F5.2●最短撮影距離:1cm●HD動画:1440×1080、30fps●内蔵メモリー:約11MB●バッテリー:専用充電池(NP-FH50)●サイズ:幅11.45×奥行き9.18×高さ8.28cm●重さ:453g(本体のみ)

●撮影モード:絞り優先●絞り:F5.2●シャッター速度:1/640秒●ISO感度:64●焦点距離:100.0mm(35mm判換算:約560.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F5.6●シャッター速度:1/800秒●ISO感度:125●焦点距離:5.0mm(35mm判換算:約28.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F4.0●シャッター速度:1/1250秒●ISO感度:125●焦点距離:25.4mm(35mm判換算:約142.2mm)(画像クリックで拡大)