4月に始まる「ねんきん定期便」は、毎年誕生月に、国民年金および厚生年金保険の現役加入者全員に届く、年金記録に関する個人情報だ。まず、届いたら見てほしいのが封筒の色。オレンジ色の封筒で届いた人は要注意なのだ。

 この4月から、保険料納付実績や年金の見込額などを定期的に通知する「ねんきん定期便」(以下「定期便」という)の送付が開始される。差出人は社会保険庁。送付対象者は、国民年金および厚生年金保険の現役被保険者だ。年金加入記録が公務員や私立学校教職員などの共済組合のみの人は対象外となる。

 送付時期は毎年の誕生月だが、1日生まれの人には誕生月の前月に送付される。これは、「年齢計算に関する法律」の規定により誕生日の前日に1つ年をとることになっているためである。したがって、4月1日生まれの人は3月31日に1つ年をとることになり、初めて「定期便」が送付されるのは2010年(平成22)3月になるので、あらかじめご承知おきを。

 また、年金受給者については引き続き、「ねんきん特別便」(以下「特別便」という)による記録の確認・訂正が行われる。

 「定期便」は本来、2004年(平成16)の年金制度改正に盛り込まれ、08年(平成20)4月から実施される予定だった。しかし、宙に浮いた5000万件の年金記録の存在が判明し、その持ち主探しを目的とした「特別便」が発送されることとなり、実施が1年延期されていた。こうした背景から、「定期便」が通知する情報は当初の予定より増えており、A4サイズでかなりのボリュームとなっている。