CM総合研究所は最新2008年度「CMタレント好感度」を発表した。これは首都圏在住の6才以上の一般男女3000人を対象とする「月例CM好感度調査」で、そのCMの好感要因として、「出演者が好き」という回答の得票数をタレント別に集計したもの。CM出演本数ランキングとは異なり、CMタレントの「好感度」を表す。この1年間、テレビCMに登場したタレントの総数は2073人。消費者の好感性向を如実に表す「CMタレント好感度」。歴代の記録を塗り替えて、全部門の総合1位に輝いたのは? 以下、ランキングに沿って紹介していく。

史上初の総合No.1は?

 男女、キャラクターを含めた「CMタレント好感度」総合No.1は、SoftBankの「白戸家」シリーズの“犬のお父さん”。人間を押しのけて動物キャラクターが総合1位という史上初の快挙を達成した。北大路欣也のナレーションで家族や生徒を一喝する犬のお父さん(北海道犬の「カイくん」)は、DVDや写真集が発売されるなど、人間を超えた“国民的CMアイドル”となった。

 「CMタレント好感度」男性部門(全1002人)を制したのは、同じくSoftBankのお兄さん役、ダンテ・カーヴァー。女性部門(全706人)の1、2位は上戸彩と樋口可南子が独占した。キャラクター部門(全365件)もSoftBankの犬の“お父さん”が2年連続で首位を獲得。上戸彩は11社、ダンテ・カーヴァーは2社のCMに出演したが、SoftBankのCMに対する好感度が群を抜いて高く、「白戸家」の面々が全部門のトップを独占する結果となった。

 政治不安や景気後退など、社会環境の変化が相次いだ2008年、CM界の記録を塗り替え続けたSoftBank。“予想外な”家族を軸に年間53作品のCMを展開し、継続的にヒットを連発した。1989年にスタートした「CM好感度調査」で観測史上初の“12カ月連続CM好感度No.1”という偉業を達成し、現在も記録を更新中である。SoftBank「白戸家」の人々が圧倒的な強さを見せつけた「CMタレント好感度」。各部門2位以下の顔ぶれは次の通り。

[男性部門]CM好感度トップ20(全1002人)(画像クリックで拡大)

[女性部門]CM好感度トップ20(全706人)(画像クリックで拡大)

[キャラクター部門]CM好感度トップ20(全365件)(画像クリックで拡大)