「個人認識」機能を搭載した広角スリムカメラ。35mm判換算で25〜125mm相当をカバーする「ライカ DC VARIO-ELMARIT」レンズを搭載する。開放F値はF2.8(W)〜F5.9(T)。マクロモードを使用すると、レンズ先端から約5cmまで被写体に寄っての撮影が可能だ。新機能のズームマクロを兼用すれば最短撮影距離から3倍まで被写体に寄ることもできる。撮像素子は、有効1210万画素の1/2.33型CCDだ。画像処理エンジンには、前機種の画像処理エンジン「ヴィーナスエンジンIV」よりも、さらに進化した「ヴィーナスエンジンV」を搭載する。高速な画像処理とノイズのない画像を実現した。液晶モニターは、23万ドットの2.5型の広視野角TFT液晶を搭載する。ボディーカラーも多く、プレシャスシルバー、エクストラブラック、スイートピンク、フレッシュレッド、グロスゴールドの5種類から選択可能だ。

 注目すべき機能は、個人の顔を認識する「個人認識」機能だろう。登録した個人の顔を認識して優先的にピントを合わせてくれる。集合写真や人込みの中での撮影には重宝しそうだ。そのほかにも、パノラマ写真を簡単に作れる「パノラマアシスト」機能を新搭載。初心者に優しい「おまかせiA」や26種類のシーンモードも搭載している。定評のある光学式手ブレ補正を搭載しているため、手ブレも大幅に軽減。ハイビジョン画質の1280X720ピクセル(30fps)の動画を撮影できる点も注目したい。

 画質に関しては、シャープでディテールまできちんと表現できている印象。色彩もかなり鮮やかだ。ノイズに関しては、ISO400までは常用しても気になることはないだろう。ISO800になるとノイズが増え始め、少し解像感も失われる。ISO1600以上になると色ノイズが全体的に発生して、解像感が失われるのでノイズが気になる場合はISO400以下で撮影するのがベストだ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、Lumix FX40の実力をじっくり見定めてほしい。

パナソニック
LUMIX DMC-FX40
実売価格:3万9800円前後
発売日:2009年2月20日
有効画素数 約1210万画素
光学ズーム 5倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)、マルチメディアカード(静止画のみ)
液晶 2.5型TFTカラー液晶(23.0万ドット)
最高ISO感度 6400
●CCDサイズ:1/2.33型●最大記録画素数:4000×3000●レンズ焦点距離(35mm判換算):25〜125mm●開放絞り値:F2.8〜5.9●最短撮影距離:5cm●HD動画:1280×720、30fps●内蔵メモリー:約40MB●バッテリー:専用充電池●サイズ:幅9.53×奥行き2.15×高さ5.29cm●重さ:128g(本体のみ)

●撮影モード:風景●絞り:F4.5●シャッター速度:1/800秒●ISO感度:80●焦点距離:4.4mm(35mm判換算:約27.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F5.2●シャッター速度:1/200秒●ISO感度:80●焦点距離:14.1mm(35mm判換算:約80.0mm)(画像クリックで拡大)