“アジア初!日本発”の国際料理大会「世界料理サミット2009 TOKYO TASTE」(2/9~2/11 東京国際フォーラム)が華々しく開催され、ジョエル・ロブション(フランス)、ピエール・ガニェール(フランス)、フェラン・アドリア(スペイン)など世界8ヵ国21人の一流シェフが最先端の料理技術を惜しげもなく実演披露した。日本からは「龍吟」山本征治、「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」成澤由浩、老舗「京都吉兆」徳岡邦夫などが参加した。3日間フリーパスのチケットは8万円!

 めったにない機会なので、3日間会場をうろうろさせてもらったが、スーパーシェフが次々と登場する大ホールのステージ上はもちろん、客席のあちらこちらに有名シェフの姿を見つけることができた。会場の一番後ろでこっそり見学していたミシュラン二つ星フレンチの超ベテランシェフに声をかけると、「うわっ、見つかっちゃいましたね。いやぁ、まだまだ勉強しないといけませんから」と謙虚に答えた。そのまなざしは熱かった。彼がそこにいることに気が付いたおそらく見習い修行中の青年シェフたちは、大先輩がそうして勉強しにやってきていることに驚いていた。こうやって世界一流の「知」が共有され、そして広がっていくのだなと実感できた瞬間だ。大会の開催に尽力した服部幸應氏(服部栄養専門学校校長)には敬意を表したい。ちなみに独自調査によると延べ21番組が大会の模様をさまざまな形で紹介した。

「世界料理サミット2009」論壇(2/9):左から服部幸應、松久信幸、フェラン・アドリア、ジョエル・ロブション、ヘストン・ブルメンタル(画像クリックで拡大)

調理機器メーカーの出展コーナーも! 「世界料理サミット2009」筆者撮影(画像クリックで拡大)

 さてその「世界料理サミット」最終日(2/11)、『エル・ブリ』(スペイン)のフェラン・アドリアが、「液体窒素、アルギン酸、エスプーマなど最新の調理機器を使ったデモンストレーション」を展開したのを目撃したその足で、同じ東京国際フォーラムのD1ホールへとかけ足で向かった。というのも実は、そこで開催されるあるイベントの主催者なのだ。イベントのタイトルは、「世界小料理サミット2009」! 「世界料理サミット」ではない。「小料理」サミットである。それはいったいどんなイベントなのかというと……

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