ライカMシリーズは、レンジファインダーの最高峰に位置するカメラだ。M8になってデジタルカメラへと進化したが、今回使用したモデルはM8.2。前機種、M8からの主な変更点は、耐傷性の強いサファイアガラス採用の液晶モニター、静音シャッター、新しいブライトフレームなどとなっている。

 本機には、1030万画素の18mm×27mmのCCDセンサーを搭載。35mm判のレンズを装着すると焦点距離が1.33倍になるため、今回使用した[ELMARIT-M 1:2.8/28 ASPH.]では、35mm判換算で約37mm相当の焦点距離になる。レンズに関しては、1954年以降に製造されたすべての21〜90mmのMレンズに対応。現行のMレンズ(6bitコード付き)なら16〜90mmまで使用できる。

 液晶モニターには、2.5型の23万ドットのサファイアガラス液晶を搭載。画像は、JPEGとDNGフォーマットでの記録が可能だ。RAW現像はCapture One4でできる。メニューなどの操作はとてもシンプルで、直感的に扱えるのがいい。基本はマニュアル撮影だが、シャッター速度優先やスナップモード(絞り優先モード)も搭載している。ファインダー内で露出を確認ができるのも便利だ。

 気になる画質については、こってりとした色味にシャープな描写。大型のセンサーを生かしたボケもきれいだ。また、白黒の描写も味がある。ノイズも少なくとても滑らかな仕上がり。ISO800くらいまでは全くノイズは気にならない。ISO800以上になると少しずつノイズが出始める印象だ。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、M8.2の実力をじっくり見定めてほしい。

ライカ
M8.2
実売価格:73万8000円
発売日:2008年10月23日
有効画素数 約1030万画素
記録メディア SDカード(SDHC対応)
液晶 2.5型TFT(約23万ドット)
最高ISO感度 2500
●CCDサイズ:18×27mm APS-Hサイズ●最大記録画素数:3936×2630●バッテリー:専用充電池●サイズ:幅13.9×奥行き3.7×高さ8.0cm●重さ:545g(本体のみ)

●撮影モード:マニュアル●シャッター速度:1/750秒●ISO感度:160●焦点距離:28mm(35mm判換算:約37mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:マニュアル●シャッター速度:1/360秒●ISO感度:160●焦点距離:28mm(35mm判換算:約37mm)(画像クリックで拡大)