ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による連載。今回は超小型のUSBメモリーを取り上げる。パソコンに付けっぱなしのタイプなら確かに便利。進む大容量、低価格化。さらに価格が下がれば扱い方も変わってくるという。microSDカード内蔵の最新製品にUSBメモリーからUSBメモリーの将来像も探る。

 最近、メモリーの価格が驚くほど下がっている。いわゆる本体増設用のメモリーが下がっているだけでなく、メモリーカードも暴落と言えるほど安くなった。先日、パソコンショップのバーゲンを見ていたら、4GBのSDHCカード(Class6)の有名メーカー品が740円で売られていて、思わず3枚買ってしまった。これだけの容量があれば、最近入手したRAW撮影に対応したコンパクトデジカメで大量に撮影できるだろう。動画撮影も問題なさそうだ。同様に値下がりしているのがUSBメモリーで、もはや4GBが当たり前となり、モノによっては1000円以下で買える。2年近く前に1GBの高速タイプを5000円以上奮発して買った記憶があるのだが、もはや隔世の感だ。

 USBメモリーの容量は多いに越したことはない。普段は数MB程度までのワープロや表計算のファイルをやりとりする程度だとしても、たまにデジカメの写真をまとめて受け渡したり、動画のファイルをやりとりしたりするからだ。1枚10MB程度の画像データは珍しくないので、1GBでは心許ない。

 最近発見してすぐさま予約して手に入れたのが、今回取り上げるバッファローのマイクロUSBメモリーだ。Bluetoothなどの極小ドングルと同様のサイズなのだ。持ち物として負担にならないのは言うまでもなく、専用のカバーを付けても500円玉より小さい。

 カタログの本体サイズは15(幅)×22(高さ)×8(奥行き)ミリで約2.3グラムしかない。もちろん、普通のUSBメモリーのように使っていては、なくしてしまいそうだ。この製品のコンセプトは、パソコンに付けっぱなしにしようというのだ。そんな使い方なら、確かに便利そうだ。

マイクロUSBメモリー(バッファロー)のカバーを付けた状態。このモデルは2GBだが、容量が違っても外観は同じだ(画像クリックで拡大)

カバーと本体の関係はこのようになる。つまり、単なるキャップのようなものだ(画像クリックで拡大)