ライカのコンパクトデジタルカメラの中で最小のモデル。エレガントで高級感のあるボディーにシンプルな撮影モードを搭載する。ボディーカラーは、ブラックとホワイトの2種類ある。

 操作面は、初心者にも優しいシンプル設計。オート撮影機能メーンの撮影モードには、多彩なシーンモードを搭載する。少しこだわりたい場合は、P(プログラムモード)を使えば、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正などを自由に変更できる。レンズには「ライカ DCバリオ・エルマリート f2.8-5.9/4.4-22mm ASPH.」を採用し、35mm判換算で25mm〜125mm相当をカバーする5倍ズームとなっている。AFには顔認識、追尾AFを搭載しているほか、手ブレ補正(O.I.S)機能もある。手ブレを気にせずに撮影できる。

 撮像素子には、有効10.1MPの1/2.33インチのCCDを採用した。マルチアスペクトにも対応しており、4:3以外にも、3:2や16:9での撮影が可能だ。HD画質のムービーの撮影にも対応している点も見逃せない。液晶モニターは、日中でも確認しやすい23万ドットの2.5型を採用している。そのほかにも、インテリジェントISOや暗部補正など撮影に便利な機能満載のカメラだ。

 画質は、コントラストが高く、シャープ。特に広角端ではシャープネスが強いが、望遠端では少しソフトな印象を受けた。彩度も高く、ヌケが良い。ノイズに関しては、ISO100〜200まではほとんど気にならない。ISO400になると暗部のノイズが気になり始め、解像感もやや失われる。ノイズが気になるユーザーは、ISO200までで撮影するといいだろう。

 今回掲載した拡大画像はすべてオリジナルデータなので、C-LUX 3の実力をじっくり見定めてほしい。

ライカ
C-LUX 3
実売価格:7万3000円前後
発売日:2008年10月25日
有効画素数 約1010万画素
光学ズーム 5倍
記録メディア SDカード(SDHC対応)、マルチメディアカード(静止画のみ)
液晶 2.5型TFT(約23万ドット)
最高ISO感度 6400
●CCDサイズ:1/2.33型●最大記録画素数:3648×2736●レンズ焦点距離(35mm判換算):25〜125mm●開放絞り値:F2.8〜F5.9●最短撮影距離:5cm●動画:1280×720、30fps●バッテリー:専用充電池●サイズ:幅9.58×奥行き2.2×高さ5.19cm●重さ:126g(本体のみ)

●撮影モード:標準●絞り:F5.9●シャッター速度:1/320秒●ISO感度:160●焦点距離:22.0mm(35mm判換算:約125.0mm)(画像クリックで拡大)

●撮影モード:標準●絞り:F3.5●シャッター速度:1/500秒●ISO感度:100●焦点距離:4.4mm(35mm判換算:約25.0mm)(画像クリックで拡大)